2018年8月15日(八段語録3370)
充電完了


 お盆休みという事で、充電できる時間を持つことができました。
この期間、ほとんどの時間を書籍からのインプットに充てたのです。
それも、十代の青春の門をくぐっていた頃の心境を思い出しての充電でした。
あの時から、この年齢に至っているのですが、抱いてきた夢が実現しているのに驚きを隠せません。

過去・現在・未来が一直線につながったという事でしょう。
青春時代を振り返るのですが、馬鹿みたいに理想が高かったのです。
平気で、自分の言葉で、「地球の万有引力の母体になるぞ」みたいに吠えていたのです。
自己管理の原点に極真空手を真ん中において、日々鍛えることで夢を叶えるという姿勢でした。

まさか、生涯の道を、極真空手の指導者として続けるとは思ってもいませんでした。
ただ修行の道として、極真空手で心身を鍛えるという事では一生懸命という事でした。
その当時は、学問をするような姿勢で、求道者のような歩みであったのです。
社会という体制の中ではなく、列外のような道を歩もうとしていたのです。
学生気分が抜けなかったのでしょう。

何をどうしたらいいのかという事は、おぼろげながらしか、眼中には無かったのです。
ただ、道場に通って数年すると後輩が出来て、慕われるという快感が生まれてきたのです。
そのうちに、私自身の性格ですが、面倒見が良いという事でしょう。
道場での先輩後輩から広がって、仲間の広がりを快く思ったのでした。

 その延長が、現在の立場という事になったのです。
それが、指導者の道という事で、心地よい人生の出発になったのです。
組織化する能力を身に着けるようになると、このような立場が天職のように思えたのです。
私自身が楽しむことができ、幸福を享受できる環境であると実感したのでした。

この道場には、倫理道徳がしっかりしていて、良心も万足することができたのです。
私にとって「居心地の良い」環境に早変わりという事でしたので、のめり込みました。
まさに、夢と希望を抱ける環境になったのです。
それも、日々の稽古が蓄積となって、現在充実して、未来が開けたのです。

日々の修行が充実して、実際に強くなるのですから、成長している実感があるのです。
社会に巻かれれば、色々な人間模様に翻弄されるのでしょうが、道場は違っていたのです。
その道場に通うだけで、目標が生まれて、目的を持った人生になったのです。
それだけに、生きる喜びや価値を感じるという効果が生じてきたのです。

今の人生の正当化のために、あらゆる書籍を斜め読みの期間でした。
今年の上半期が過ぎて、目標を高く仕上げていかなければならない時期に入るのです。

家族としては。私の弟の闘病生活がありました。
リンパ癌の宣告で、放射線治療を六回も繰り返し、完治したのでした。
さらに、母親の乳癌の発症で、中島病院に入院して、今日手術でした。
母の乳癌は、転移が無いという事で、無事に手術が終了したのです。
あとは、年齢も八十九歳になるのでリハビリをしっかりするという事です。

さらに、七月に下宿屋の解体が終えて、九月から土地活用でアパートの建築です。
建築コストが上がって、ひと昔ほど収益が上がりませんが、家計の足しにはなりそうです。
様々な事が、一挙に押し寄せる年になっています。

手塚グループとしては、来年の三月の世界大会に向けて、これから準備です。
それにしても、様々な行事をこなしていくので、この充電期間は有難かったのです。
そして、一週間、ブログを休みましたが、今日から再開です。
私自身の心をあからさまにして、現場と連結することができれば幸いという事です。