2018年8月3日(八段語録3365)
保護司会からの講師依頼へ


 小田原の薬剤師の先生に、保護司会で、犯罪予防部での講演依頼をお願いしました。
今回宮城野保護司会の執行部に入って、事務局長に就任したので、犯罪予防部長を別の人に変わって貰ったのでした。
それでも、責任がありますので、今回は引継ぎの意味を含めての対応になりました。
この薬剤師の先生とは、覚せい剤防止指導員の研修会でご一緒させて頂いたのでした。

その時に、面識を持たせて頂いていたので、今回の講師依頼という事をお願いしたのでした。
先生も快く受け入れてくださって、9月の講演で、薬物についてのお話をする相談になりました。
五十代の若い先生という事もあって、保護司会としては刺激的な感覚なのです。
今までの保護司会での講師と言えば、更生保護関係の責任者や年齢の高い先生が多かったのです。

今回は若い先生でもあり、私の犯罪予防部長として最後の役割を果たしたことになるのです。
その後も、サポートセンターで会長と数人の保護司仲間との会話を楽しみました。
というのも、今までは、保護司と言えば、個人としての動きが大きかったのです。
それだけに、保護司間の関係が薄いという指摘もなったのです。

私も同感で、できるだけお互いの気持ちが通じる関係を作っていきたいという気持ちになります。
私の場合、残りの期間が十年余りという事と、事務局長という事もあって、全体を把握するという事でも、サポートセンターでの活動は有難いことです。
もちろん、対象者との面接という事もありますが、それ以上に保護司の先生との交流という側面もあるわけです。

 この地域に対して、保護司として貢献できることに幸せを感じています。
人生は常に成長を願うという意味からも、未熟な人格からの脱却を目指すのです。
このような保護司会という関係で仲間がいるという事は、刺激があるという事です。
それも、保護司になるには、それなりに審査があるので、選ばれたという意識が強いのです。

この年齢になると、同年代の新しく友人を作るという事は、不可能に近くなります。
しかし、このように大切なボランティア活動をするのですから、友達にもなれるというものです。
十八年になるのですから、保護司としても先輩格になるのです。
それだけに、自覚をしっかりしなければという事です。

できるだけ、全体の調和を図ることができる役割が果たせたら幸いであると思うのです。
というのも、準公務員を良いことに、ボランティア活動を食い物にしている団体もあるのです。
居酒屋やスナックで飲み会を中心に活動しているように思うのです。
それに比べれば、保護司会は実に健全であると思うのでした。
ボランティア活動をして、良いことは、人の為に貢献できるという事です。
それが、横道に逸れるようでは、話にならないという思いが強いのです。

人として、健全な生き方の型はあるはずです。
そうでなければ、どんな人でも、お互いの良好な関係を持つことができないという事です。
人生を漠然と衣食住だけで生きていきたいとは思わないのです。
出来れば、愛情の芽をだし、実を結んでいく事ができるように願うわけです。

 そんなわけで、自分自身の個性という形を作っていく事に、今でも努力中です。
できるだけ、自分自身の愛情の核を築き上げ、一致できるように心身の練磨です。
成熟した人間になることができるように、今でも修練です。
心を極真精神にして、体を保護司会のような奉仕を体で実践です。

そのような意識をしながら、残り少ない人生を過ごすことになりそうです。
酒は好みませんから、感情として無限な体験をしながら、幸福の境地を味わうという事でしょう。