2018年7月31日(八段語録3362)
自己管理により刺激は必要


連日暑さが続きます。
パリで財布が盗難に会いましたので、カードの手続きとパスポートの再交付で動いています。
パスポートセンターは夏休みという事もあって、混雑していました。
盗難したので、新規扱いという事になって、戸籍謄本の添付が必要になっていました。

区役所で戸籍謄本を発行して、またパスポートセンターへ直行です。
結局一日がかりの手続きとなりました。
その間、カード会社へ連絡して再発行の手続きをしていました。
盗難に会っていない状態に戻すには、二週間は掛かりそうです。

振り返ると、今月も最終日なのです。
時間が過ぎ行くのを早く感じてしまいます。
できるだけ、活動できるコンデションを維持して全力投入です。
今月の新規入門者は、宮城県本部で六人でした。

もちろん、日本全体や世界を包囲して、このグループの拡大を目指そうとするのです。
伊藤師範から、連絡があって、世界は三十九か国という事で、日本を入れて四十か国です。
日本国内においては、各県本部長が十五人になりました。
これからが正念場という事で、質の向上と量の拡大という事になりそうです。

 さて、私の課題として取り組んでいることは、各教室の巡回をしてメッセージを送るという事です。
決して長い時間話すという事ではなく、五分程の時間を使って、対応するのです。
夏休みという事もあって、道場生に心の隙が生まれないように、説教するわけです。
指導者として、武道を嗜む者としての心構えを後輩に伝えるのです。

それで、私自身の準備は、「私を見習え」と言えるほどの姿勢を保つことです。
武道教育で、倫理生活に責任を持つことができるように、自己管理をするのです。
心も体も重要ですから、ここに焦点を絞るのです。
間違いなく、心の法則と体の法則があるのです。

この現状を正しく理解して、間違いなくコントロールするという技を磨くわけです。
最近、私が実践していることがあるのです。
それは、自然界を見ながら研究しているのです。
電気が強いと、マイナス電気が地上に近く来ると近いところで雷が落ちます。

そんな自然現象を見ると、高い所にあっても下りてこなければならないという事です。
降りるという事は、低い所にマイナスがあるという事です。
そうすることによって、雷が落ちるというものです。
私と道場生の関係は、私が下りていくところに、雷のような刺激が生まれるという事です。

 ところで、このような雷のような刺激が私の人格を走れば、心身の調和がなされるというものです。
道場生に雷のような刺激をもって対応するならば、互いに作用するというものです。
もちろん、高い所から降りたとしても、世界を抱こうとすることを止めないのです。
世界を意識するには、道場生との共同作戦でなければならないのです。

道場生と一緒に稽古をすると、夢と理想が広がるのです。
確かに体は、地上に根ざしますが、心は最大限無限に広がります。
道場生とのコアな部分での調和は、夢と理想の原点になります。
それが、心身統一の技であると思うのです。