2018年7月28日(八段語録3358)
仙台へ


 東横イン十時出発です。
台風12号が近づいてきているという事で、雨風共に激しく打ち付けてきます。
それでも、愛車プリウスは低重心で颯爽と快適に走ってくれます。
高速ですが、八十キロ制限になっているので、オートクルーズでハンドルだけ握るのです。

時差ボケのように体調不良で眠気が襲ってきますが、一時間運転して休むというインターバルで無理することない運転スケジュールです。
高速でも、パーキングエリアにあるコンビニで、おにぎりを頬張ります。
よっぽど日本食に飢えていて、飛び込む勢いでドアを開けました。

途中、北山事務局長から新規対応の依頼がありました。
途中までは、行くつもりでいましたが、休み休みの運転で到着しそうもないのです。
それで、新規を妻にお願いして、私はのんびりと帰路の運転を楽しむことにしました。
雨が強くなったり止んだりという繰り返しで、運転も安全運転です。

福島県に入ることには、台風の影響も弱まっているので、風は止んでいました。
一目散にマイホームへ向かいました。
妻が迎えてくれたのですが、十日間の私の留守の出来事を機関銃のように聞かされました。
さすがに、疲れていたのでしたが、じっくり話を聞いて、的確な結論を投下したのでした。

 さて、ヨーロッパでの出来事から、パスポートでの国境を超えるという事が大変であるという事を思い知らされました。
それでも、しっかり制度を守って、国々を往来するならば、問題はないという事も自覚したのでした。
また、大使館での対応で感じたことは、事務処理が優先で決して自国民ために動こうと積極的にはならないようです。

市役所で対応している現場職員は、多くの市民に忙しく親身になって対応知るように思えました。
それに比べると天地の差のように思えたのです。
大使館に勤めるのはキャリアの国家公務員ですから、それだけの能力があるはずです。
親身になって、異国での対応をしているとは思えませんでした。
もちろん、私がパスポートを盗まれるという事が発端であることは間違いありません。

キャリアで外務省の役人だとしても、暇な大使館でほとんど日本人が訪れなくても関係がないようです。
不親切極まりないという感想を抱いてしまいました。
結局、お役所仕事という事なのでしょう。
自国民を大切にして対応するという意識はなさそうです。

そう考えると、国という概念はありませんが、手塚グループの家族の有難さを感じてしまいます。
入り口を手塚グループという極真空手で、世界に影響を与えるという事です。
もちろん、国境を超えるのですから、国家の法律を大切にして動くのです。
それによって、世界の極真という意識になれるから幸せな事です。

 ところで、私達手塚グループは、国家の許す範囲で、手塚グループの家族主義、武道の伝統、生活や制度も理念でもって、世界を覆いつくそうと思うのでした。
私達が築こうとする世界は、国の境界線がありません。
人種の違いも関係がありません。

どこの国の人であっても、理念は一緒という事です。
理想的な道場生であり、また今後後継者になろうとするのです。
手塚グループは、決して分裂しないのです。
世界の手塚グループとして家族を作っていくのです。

車を運転しながら、夢も広がるというものです。
有難イことに、家まで愛車プリウスが安全に運んでくれたのでした。