2018年7月27日(八段語録3357)
成田東横イン一泊


 成田到着が午後八時過ぎだったので、時差ボケもあるのでビジネスホテルに一泊です。
私は、ヨーロッパ合宿セミナー、そしてオランダとフランスを訪ねたのです。
ヨーロッパに行って、本当に多く学ぶことがありました。
もちろん、極真手塚グループのヨーロッパの道場生が温かく迎えてくれたのです。

去年も家族として交流しましたが、今回もより深い絆を結ぶことができました。
世の中は、人心は朝夕変わると言われますが、まったく愛情で満たされて変わらないのです。
日本のように単一民族ではないので、人の顔も皮膚の色も違っています。
それでも、気持ちは全く極真スプリットで満たされているのです。

道場生の瞳は、ダイヤモンドの玉のようにキラキラしながらまぶしいのです。
一人一人が、高価な価値を持っているように誇りに満ち溢れています。
そして、日本の責任者を迎えるにあたって首を長くして待ってくれていたのです。
それも、心から日本人の指導を受けたいという気持ちに満ち溢れているのです。

よくよく瞳を見つめると、青い光を放っていたり、様々な色が飛び込んでくるのです。
人種が様々ですし、性格も千態万状と言っていいくらいはっきりしているのです。
彼らが極真空手の指導を求めてくるので、天下を抱いたような気持ちで指導もできるのです。
それも、何の疑問もなく指導に従ってくれるのです。

 そんな思い出を日本に帰ってホテルの一室で振り返っていました。
ホテルの近くのコンビニに行って、冷やし中華を買って食べましたが最高でした。
いつものことながら、日本に帰ってきて、日本の食材を口にすると、安心するのです。
また、日本の景色が目に入ると、安堵感が漂うというものです。

ヨーロッパの天も青く、海も青いのです。
それでも、日本の天が心地よく、海が私を迎えてくれるように思うのは不思議です。
実に帰ってきて観る日本の景色は神秘的です。
風が吹けば、心地よさがより爽やかなのです。

成田から降り立って、日本の地を踏みしめたという事だけで気分も良いのです。
それも、日本の地が、大いなる自分のステージに思えてしまいます。
降り立ったという事で、威風堂々としてしまいます。
パスポートをスリに取られただけに、日本国民であることに偉大さを感じます。

日本人であるという事で誇りにも思えたし、決して傲慢なれないのです。
そのような偉大な国の国民であるという事をしっかり味わっているのです。
現実は、東横インホテルのシングルの狭い一室です。
窮屈なようですが、日本にいるという事で到底言葉で言い表せない感動が押し寄せます。

 疲れた身体をベッドに横たえながら、色々考えるのです。
別にどこかに行こうという気持ちにはなれない程疲れています。
ただただ、ヨーロッパでの出来事を思い出しながら、自問自答するのです。
それも、成田飛行場を眺めながらなのです。

確かに一人でいるのですが、本当に気分がいいのです。
ホテルの一室ですが、手塚グループの事が脳裏を過るのです。
考えなければならないことの全てが横切っていきます。
もちろん、仙台にいる妻と会えることも楽しみに心待ちにしているのです。