2018年7月19日(八段語録3349)
アエロフロートロシア航空で移動


 東横インから成田第一ターミナルへ移動です。
手塚会長がいつも利用しているエコノミークラスの席です。
ある団体の責任者は、ファーストクラスでしたが、私は手塚会長の伝統を守ります。
とはいえ、実際はお金がもったいないという意識が強いのかもしれません。

まだ夏休みに入っていないという事もあって、空港は人影もまばらなのです。
出国審査も並ぶこともなく、ゲート47へ直行でした。
機内の席は、窓側でスペースも広くなって快適な座り心地です。
トイレに移動するときに、通路側に出るので申し訳なく思いながら、手足のストレッチも試みます。

かつてヨーロッパには、2007年にポーランドに指導するために会長と出かけたのです。
あれから、十二年年経過したことになるのです。
毎年欠かすことなく、ヨーロッパ、ロシア、アメリカへと指導に出かけたものです。
当時の写真を時々眺めるのですが、若い会長と私と現地の道場生が写っているのです。

 あっという間に、十時間が経過してモスクワのシェレメーチエヴ空港の到着でした。
それから、二時間の乗り継ぎ時間を経て、ベルギーのブリッセル空港に降り立ちました。
ベルギーの若き指導者パトリックが迎えに来てくれていました。
その後、空港近くのホテルに朝まで滞在という事になったのです。

このように世界各国に拠点を持って、どこでも自由に行くことができるのです。
手塚会長と共に世界を開拓したことによる財産というわけです。
もちろん、ブリッセルの空港に到着すれば、多くの人々が行き来します。
それでも、切り口を極真会館で開拓したことで、世界がポケットに入るのです。

確かに世界では紛争もあり、穏やかではない状況は続いています。
しかし、手塚グループの中は、風が吹かない穏やかな凪の状態なのです。
そこで、会長として歩めるのですから、お金がなくても億万長者の主人のようです。
この立場に立ってみて感じることは、神秘的で気分が最高に良いのです。

ホテルで一人滞在して感じることは、例えガラス玉のような儚い人生であっても、夢が広がります。
世界という広い世界に夢を乗せたままに、未来を語る「愛の旅人」になってしまいます。
想像するだけで、思いのままに夢を広げて行けるように感じてしまいます。
もしも、大きな波乱があったとしても、手塚グループは不動にしていることができるのです。

 そのような環境を持っているので、どこでも自由という事です。
国境を越えて自由にどこでも行くことができるです。
海に行くことができ、山に行こうとすれば山にも行けるのです。
とても、清々しい世界が広がっているというものです。

もちろん、現実は多くの試練が待ち受けています。
変化が多く騒ぎも起こるのです。
状況も変わり、大変なことも起こります。
それだからといって、私自身の心の世界を不安にするというものではないのです。

ホテルでシャワーを浴びてベッドに潜ると、もうすでに夢の世界に入ってしまいました。