2018年7月17日(八段語録3347)
社会を明るくする運動


 仙台市立原町小学校と宮城野中学校で講演をして、社明活動を行ってきました。
原町小学校は、午前八時の朝礼の時間を使って、社明標語の表彰と紙芝居で「いかのおすし」に表現してある防犯の心得を子供達に説明しました。
教師歴のある保護司の説明で、丁寧に分かりやすく説明するのです。
ちょうど時間内に、テレビでの各教室への配信を終了することができました。

午前十時過ぎからは、原町地区にあるカッコウ公園に十本の社明の旗を立てたのです。
国道側と本通り側に隣接しているので、社明の旗を立てるには都合の良い場所で、実に目立つのです。
午前中であるにも関わらず、気温はぐんぐん上がって三十度は遥かに超えているのです。
社明の旗を結索バンドでポールと柵にしっかり括り付けて、一学期が終了する九月末までの設置をするのです。

さらに、午後一時からは、宮城野中学校で東警察の生活安全課との合同で、夏休みの心得のように、犯罪に巻き込まれないように防犯の教室を開いたのです。
生活安全課のテーマは、覚せい剤に巻き込まれないように対処できるようにという事とインターネットに対する防犯に対する意識改革を指導していました。
その標語として、「ジョイフル」という言葉でまとめ上げてありました。

最後の時間は、社明が担当して、表彰式とピンチヒッターで私の講話という事になりました。
何も用意するはずもなく、手前味噌の話をさせて頂いたのです。
学業成績が振るわなかったことから、家出をしたことまで、全て隠すこともなく表現したのでした。
要するに、夢を抱けば、平坦な人生から喜びが満ち溢れる人生へと導かれるという事の内容でした。

 無事に社明運動の活動を終えて、安堵の気持ちで一日を終えたという事です。
私の中心軸としての姿勢は、愛情をベースに人生を戦うという姿勢なのです。
それが、活力の根本エネルギーという事なのです。
愛情を中心に活動するという事で、肉体を含めてあらゆる活動が動くようになっているのです。

それだけに、私の講演は、事実を伝えるというよりは、愛情あふれる雰囲気で包み込むという事なのです。
そのように講話するわけですから、中学生が対象ですから千名ほどの共感を齎したという事であると思えるのです。
私の講話は、ただ話すという事ではなく、愛情が渦巻くような雰囲気を築こうとするわけです。
理想郷へ行く道を、一瞬でも感じ取って行動に移すことができるとするとそれが力になるのです。

もちろん、私が講演の中心に立ちましたが、この雰囲気は私が中心になる訳ではないのです。
愛情あふれる雰囲気が会場全体に広がっていけば、必ず影響を与えるはずであるという信念なのです。
それだけに、私自身のウイークポイントを話すことなど何でもないように思うのです。
この講演で、何か与えようとする気持ちがあふれ出てくるのです。
その為に、私自身が正直であるべきであるという結論を持っているのです。

そのような意味では、中学生の心を動かすように、運動させることを心掛けたのでした。
言葉は表現として活用するのですが、目的は中学生の心を動かす事でした。
このような気持ちで話すものですから、普段着の表現をしながら訴えるという事になったのです。
私は、宮城中学校の卒業生であり、この中学校から巣立った五十年後の皆さんの姿であると強調したのです。

 間違いなく、宮城野中学校の生徒は、私の立派なパートナーという位置づけなのです。
そして、私よりも立派になることを願いながら、語り続けたという事です。
家を建てる時に、垂直と水平が合わなければ、すぐに倒れてしまいます。
だからといって、要求はできませんから、私が垂直に立つという事を心掛けたのでした。

そのような講演をしたのですが、後は学校の先生方にフォローして頂くという事にしているのです。
そのような活動をしてきて、心に残る思い出になったならば、幸いであると思ったのです。