2018年7月13日(八段語録3343)
新田教室


 新規の対象者が久しぶりに新田教室に来場です。
今年に入って、新田教室の新規は、初めてのことで印象に残る対応になりました。
妻の千順さんと一緒に対応という事でしたが、彼女は幸町に場所を間違えていました。
それだけに、私と事務局長が対象者に対応して、後から千順さんが話しかけてくれました。

今の私の心境は、体力の続く限り、道場生に寄り添うという事を心掛けることにするという気持ちになっています。
それだけに、しっかり準備をして、選手会のメンバーに対してワンポイントレッスンです。
極真空手は、素手素足の試合に最終的にはなるので、どのように受けるかという指導です。
攻撃する技は、結構選手会では身についているのですが、「受け」に関してはこれからという事です。

今まで、私が身に着けてきた極真空手の神髄を伝えるという事も必要という発想です。
今日は、ワイシャツ姿で指導しましたが、ヨーロッパから帰ってからは空手着になるのです。
やはり、生命を削って道場での指導に投入するという事が、私には合っているようです。
徐々に、自分のやるべきことが明確になり始めている昨今という事です。

指導ですから上から目線になるのですが、伝統の継承ですから仕方がないのでしょう。
指導が終わった時には、優しい会長に早変わりするのです。
このような立場にたって、極真の伝統を継承することができる喜びを噛み締めているのです。
それにしても、人生の終盤に恵まれてくるという事ですから、大器晩成に匹敵するという事でしょうか。

 さて、手塚グループで一番大切にしているという法度は、家族を守るという事です。
その法度に背く時には、私は怒りを抑えきれなくなってしまいます。
要するに、手塚会長は空手修行の中で、家族を守るという事を第一に挙げてきたのです。
このグループが要求する法度を守り、修行をしなければならないという事です。

このグループが願っていることを識別しながら、道場に通うという事は重要です。
誰もが悲しむことをすべきでないという意識は大切な事です。
そうすれば、このグループの法度に反することは無いという事です。
他道場の勝負偏重主義に陥らずに、青少年教育の王道をしっかり歩めるというものです。

今日、家族をないがしろにする男女がいることは、実に嘆かわしいことです。
今日、家族を顧みない不幸な青年男女が多い原因はどこにあるかという事も考えてしまいます。
人間として当たり前に人生を全うするという心構えが必要という事でしょう。
そうでなければ、人生を破綻させるという事に他ならないのです。

男と女の共通に関係した運命を持っているという事に気が付けば良いという事です。
そこから、離脱する生活は、あり得ないという主張がこのグループという事です。
正しいことを教えて何が悪いというのが私達の主張で、その先頭に立つのです。
決して、家族は滅びないのです。
それだけに、それを主張する手塚グループも滅びることは無いという事です。

 そんなことを発想して、今日は終了しました。
法度は、裁きにもなりますが、大切な事です。
人生が最終コーナーに差し掛かっている今、漠然と過ごすのではなく、残せるのは家族であるという意識は大切な観点です。
決して、家族という王座から落ちようとはしないのが、私たちお決意であり法度なのです。

そのような生活舞台を持つのであり、世界舞台が広がっているのです。