2018年7月7日(八段語録3337)
社団法人 国際空手道連盟総本部極真会館手塚グループ


 手塚会長が指示をして、社団法人を立ち上げました。
手塚会長が存命中、三年前の秋口に社団法人の会長となり、私が副会長そして、当時の本部長が理事として設立されました。
手塚会長と登録した人物は、東京西本部長である八王子の本部長でした。
また、手塚会長の指示で、手塚グループの商標も登録することになったのです。

手塚会長は、税務処理を個人事業主で対応していました。
突然、社団法人を立ち上げて、責任者になったので、税務署が介入するようになったのです。
つまり、個人事業と法人事業の二つを持つようになって、税務調査が入ったのでした。
税務調査を境に、手塚会長の指示は、社団法人の解散という事でした。

実際は、この社団法人で「手塚グループ」の商標を取得して、このグループの活動に着手したのです。
会長が指示した社団法人手塚グループは、一支部として八王子に住所を移して、この支部の法人格にという流れにさせて頂きました。
グループ全体は、個人事業の形態、株式会社の形態、そして社団法人の形態の混合という事になったわけです。
結果的に、手塚会長から引き継いで、東京に事務局を置いて株式会社で、世界を含めてグループ全体を統括するという事になったのです。

ともあれ、実務的にも極真会館手塚グループを永遠に残すという作業を手塚会長は着手したのです。
私に対しては、手塚会長に何かあった場合には、会長代行でこのグループに責任を持つようにと指示を伊藤国際部長から世界に発信していたのでした。
そして、昨年の一月五日に、手塚グループのミッションを遂行する中で、この世を去ったのでした。

 さて、この団体は、武道団体であることは間違いないのです。
心身の修練をして、人格を成長・成熟させて人の道を全うするという事なのです。
手塚グループの最終的目的は、極真空手を入り口にして、正しい人生を全うする事にあります。
すなわち、本来人間として「家族」を持ち、愛情の芽を育てて実を結んでいくというところを重視するのです。

もちろん、各自の「家族」を大切にするという事ですが、グループ全体が「家族」という事なのです。
愛情の循環を手塚グループという家族をベースに各々の家族に連結するという事なのです。
当たり前に、花が咲けば花の中に雄しべと雌しべが受粉して、循環することによって、実を結ぶと同じように、人生を歩むという事です。

それだけに、ホモとかレズという発想は手塚グループにはないのです。
また、永遠性に欠けるという事で、あまり推薦できるものでもないという事です。
それが、手塚グループは永遠であるという手塚会長の表現に合致するのです。
極真空手の修行も継続しなければ成熟しないと同じように、人の道も継続できる生き方を求めるのは、至極当然のことなのです。

そうでなければ、極真空手で成長・成熟するという意味をなさないという事になるのです。
稽古を通じて、成長・成熟することによって、自然の理に合致するというものです。
そうでなければ、極真空手が継続して人間の成長に貢献することは無いという事です。
この理念によってのみ、手塚津ループが発展するというものなのです。

 そのような事を考えながら、極真会館手塚グループの結束と結合を考えていたのです。
極真空手が永遠に発展するには、この家族思想がなければならないという思いが強いのです。
家族の絆がこのグループのテーマになるという事は間違いなという事です。
それも、極真空手の神髄という意識が手塚会長は強かったのでした。

その家族があって、無限の幸福感を味わうことができるというものです。
もちろん、心配することは、日々ありますが、それも楽しいと位置づけるのです。
そのような単純な人間の営みを大切にするという団体がこのグループという事になります。
そのような団体が、このグループであることを自覚して邁進しましょう。