2012年9月16日(八段語録1807)

海外旅行(3)


 今日は、晴れて絶好の散歩日和ということで、近くの山へ散策に出かけたのでした。頂上まで階段があり、そんなに苦ではないのですが、結構足足腰に疲労感がたまります。頂上へ行く頃には、汗まみれになって、疲れきっていたのです。それでも、頂上から眺める景色は、その労苦に代え難いものがありました。近くに湖が広がって、空が秋という事もあって、高くなっていました。
 韓国でも日本でも自然は変わらなく、暖かく迎えてくれるようです。そして、いつの間にか、自然に抱きかかえられているような気がするのです。よくも母なる大地と言ったものだと感心してしまいます。何かを志すときは、海外へ出るのも良いものだと感じています。人生の新たなる出発と言うのでしょうか。そのような気がします。何度も仕切り直しするのですが、今回は、何か今までと違った気持ちになっているのです。
 ところで、今までの人生の柱は、家族でした。その事に関して、ぶれた事もなければ、守り続けてきたというのが、正直な自分の人生の戦いのあり方のようでした。不思議に、父親というのは、家族の柱になって生きようとするものです。そのことゆえに、労働も、日々の活動も、知らずと家族を支えようとするところに動機があるものです。そうしているうちに、子供たち全員二十歳を超えている歳に入ってきたのです。
 そう考えると、新たなる出発をする時に来ているという啓示らしきものも降りても良さそうです。そんな事を考えながら、自然を眺めると、心安らぎます。そして、まず地道に自分のやるべき事をプランニングして、充実した生き様を演出しようとおもうのです。来年には還暦を迎える訳ですから、今年は、整理すべきことを念頭におきながらの日々です。