2018年6月26日(八段語録3326)
ステファン師範の別宅にて


 ステファン師範の家族と共に、私達はモントリオールの住宅地でお世話になっています。
暖かく七人家族で迎えて頂くことができました。
早速、モントリオールの市街地の丘の上の古く大きな教会に連れて行っていただきました。
もうすでに、観光地になっていて、多くの人達が教会を訪れているのです。

文子夫人は、関心が深く、長い階段を一生懸命に登っていくのです。
また、信者が、一段一段と祈りを捧げて登っていく階段も中央にあるのです。
教会の入り口近くになると、さすがに文子夫人も限界のようでした。
それでも、入り口からエスカレーターがあると告げると、最後の礼拝堂まで到着したのです。

礼拝堂からテラスに出ると、モントリオールの街並みが、一望に眺めることができるのです。
カナダのモントリオールの自然は、北海道の広大な風景を呼び起こさせてくれます。
フランスから移民してきた、多くの開拓者の汗と涙で築いてきた街という印象です。
公用語が、フランス語で、フランス語を学ぶ外国人には補助を出してくれるというのです。

この教会も、小さな教会から発展していった様子を写真で展示されていました。
敬虔なクリスチャンと共に発展してきた街という印象を受けたのです。
ディナーをステファン師範のご自宅で頂きました。
奥様の美味しい手料理で、豊かな夕食のひと時を楽しく過ごさせていただきました。

 そんなことで、家族をしっかり守って、維持する極真師範を頼もしく思ったのです。
この住宅地は、シャンブリという地域で、モントリオールから三十分程の郊外にあります。
その家族から極真の道場へと展開しているのですから、素晴らしいという一言なのです。
また、ステファン師範が母親と一緒に生活をしているのも充実しているという事でしょう。

七人家族で、子供達を極真空手で教育して、成長させているのですから頼もしいものです。
子供達と一緒に暮らすことができる素晴らしい力を賦与されているという家族です。
家にはプールもあり、庭も広々ですから、愛情あふれる家族に見えるのです。
ステファン師範も妻を大切にしているようで、とても雰囲気が良いのです。

もちろん、彼らの生活様式、風習、習慣、そして生活的な背景は、垣間見るだけなのです。
それでも、愛情あふれる家族には違いないという印象を受けるのでした。
一緒に行動を共にしても、気を使ってくれているというよりは、懐に抱いてくれているという雰囲気が強いのです。
ここでも、極真家族として、理想の源泉を見るような思いになりました。

そのような家族と共に過ごさせていただくのですから、安らぎが漂うのです。
カナダに関して、いい印象を持てるというものです。
これから、モントリオールを抱く時に、懐かしく思う気持ちが強くなりそうです。
このように、手塚グループは家族愛で繋がるという伝統が益々広がりそうです。

 ところで、極真会館手塚グループの主張が世界へ広がるという実感がするのです。
世界中の道場生がいつも懐かしく、懐を離れることができないという思いになります。
そのような意味で、私達が誇れるものは、家族であるという事です。
さらに、一人一人を大切にして、級や段で成長を促すのです。
また、誰もが、極真空手の相続者になっていくという事なのです。

世の中では、誇れるものは、財産かもしれませんが、このグループは違います。
もっとそれ以上の大きな誇りがあるという事です。
それは、良き家族を築いていくという素晴らしい理想という事です。
その手段を極真空手が担うという事ですから、生きがいがあるというものです。