2018年6月25日(八段語録3325)
モントリオールへ
手塚家へ到着したのが、午後一時半でした。
手塚文子代表をピックアップして、成田空港に向かいました。
手塚会長と共に歩んだ道を、ご婦人と一緒に行くのですから感慨深いものがあります。
それも、手塚グループの代表を夫人が引き受けてくださって、私と二人三脚での二回目の世界巡回ということになります。
流山インター入り口を颯爽にプリウスphvプレミアムで通過するのです。
この車で使っていなかった機能で、エンジンでバッテリーに充電してEVで走行するという走行をテストしてみました。
静かに高速道路を走るのです。
先に試したドライブクルーズの活用で、前の車に速度と距離を合わせて走るという、先端技術で負担のない運転も含めて、成田空港近くのパーキングに到着したのです。
駐車場の送迎に乗車して、第一ターミナルに到着です。
エアカナダという航空会社で、六月に新設したばかりの路線でモントリオールに向かうのです。
直行便ですから十二時間のフライトで到着予定という事になります。
十日間近く日本から出発するので、日本食を食べることができないという事も含めて、代表と軽くお寿司を頬張りました。
搭乗手続きを済ませて、右側の三列シートの窓際と真ん中に座りました。
通路側には五十歳近くのご婦人が座ることになりました。
手塚代表と話が弾んでいました。
モントリオールの娘さんの所に一か月滞在するという事でした。
さて、「家族」が理念の手塚グループです。
愛情で信頼関係に歪もなく微動だにできないような権威があるのです。
別に誰かがトップに立つという事でもないのです。
中心に存在するのは、父親と母親の役割をしている私と手塚文子代表だけという事です。
私達がどの国へ行こうとも、満面に笑みを浮かべて誰もが迎えてくれるのです。
そこで、自然に愛情の香が満ち溢れるというものなのです。
その愛情の中には、誰もが入ってしまって、大きな愛に包まれるので中に入ってしまうのです。
カナダのモントリオールの責任者ステファン師範が空港に迎えに来てくれました。
極真空手という武道団体でありながら、心から人々が願う愛情あふれる道を、通過する団体として顕現しているのです。
ステファン師範の家族と「見たり、聞いたり、食べたり」しながら和気あいあいになります。
この極真手塚グループの理想は、愛情の関係なくしては全うされないという事です。
手塚会長と二十年以上も継続した原点という事です。
空港からステファン師範の母が住む一軒屋に到着しました。
二階は、母親のご自宅にしているようでしたが、一階は私達の為に準備してくれていました。
心のもてなしで、満足することができ、喜び楽しめる関係にあるという実感です。
私達のグループには、トップダウン方式ではなく、家族関係が似合っているのです。
こうして、カナダのモントリオールに到着して、大いなるミッションを果たすのです。
このような求心力をもって調和がなされるグループですので、生命が躍動するのです。
まして、誰もが平等あり共同して作り上げていく団体になるという前触れなのです。
そこには、全ての作用の力と、包容力が満ち溢れるというものです。
平和や幸福という内容は、一人ではなすことができるものではないのです。
相手と対等な関係を結びながら、お互いに関係を結ぶことでなされるというものです。
そのような意味でも、私の姿勢は愛情に満たされるものでなければならないという事です。
そんな事を感じながら、モントリオールの到着でより良い刺激を味わったのでした。