2018年6月24日(八段語録3324)
ドリームフェスティバル世界大会


 新極真会の世界大会に道場生が参加しました。
優勝者は一人だけでしたが、家族的雰囲気で道場の絆が生まれました。
カナダのモントリオールに出かける途中、東京体育館に立ち寄って応援しました。
他の団体の主催という事もあって、辛口の判定という事になっていました。

それでも、例えどんな判定を下されても前向きに捉える姿勢を頼もしく眺めていました。
全体的に言えることは、道場生一人一人、成長を重ねているという事です。
それに対して、父兄が優しく応援し続けているのです。
会場の雰囲気にも、飲まれることなく普段の実力を発揮していたように思いました。

選手会が活躍するようになって久しいのですが、紆余曲折して今があるという事です。
しっかりとした選手会になるには、それなりの年月がかかるという事でしょう。
学生の部で防具なしで戦う道場生が眩く感じることができるのは、本物への傾倒を見るからです。
また、それに続く道場生の活躍も気持ちを奮い立たせてくれるのです。

大会の規模はどうであれ、自分に向き合って、試合に臨む道場生が頼もしいのです。
それが、今まで道場の責任者として歩んで報われた思いにもなります。
選手たちの仲の良さと、父兄の思いやりが、極真家族を形成しているのです。
手塚会長の築いてきた理念が、この大会でも表現されてとても良かったのでした。

 さて、変わらない気持ちで、真心を込めて今まで歩んできました。
これからもその姿勢は変わらないのです。
この手塚会長の理念なくして、大会での実績に基準は立てることができないのです。
確かに、大会で、ああだ・こうたという事ができますが、最後は自分に勝つことです。

その事に及ばなければ、様々な評価は、流れ去ってしまうという事です。
自分自身のメーターをはっきりさせて、このグループの理念に則って成長して欲しいものです。
それで、「合うか、違うか」を判定して日々努力という事になるのです。
いかなる課題でも、しっかりした理念のもとに、自己創造をしていくという事です。

どんなに大きな大会であろうとも、自分の個性を見出す戦いになるという事です。
ダイヤモンドは固さにおいて変わらないために宝石になりうるのです。
金は黄金色の変わらない特異な権威を持っているのです。
このような大会を通じて、調和した自分、優雅な自分を見出して、変わらない人格を築き上げていくのが道場生の役割というものです。

今回の大会でも見るのですが、壊れないのが家族の愛情という事なのだと思うのです。
このような家族の愛情は勝手にできるものではないのです。
そこに道場生一人一人が含まれているという事を自覚すべきという事です。
そこに含有されるのであって、自分だけが策定するものでもないのです。

 人の個性として、誰からも強制や変更を余儀なくされることがないようにしっかりすべきという事です。
手塚グループの道場は、その道場生の度量を何とかしたいと必死なのです。
できるだけ、宝のレベルまで引き上がる不変性持ってもらうのです。
どんな環境や地の果てに行ったとしても、どこでも克服していける人格を目指すのです。

これからが、正念場です。
更なる稽古を積み重ねて、必死に頑張りましょう。