2018年6月20日(八段語録3320)
サポートセンターの開所式の準備
午後二時から、サポートセンターの準備の開所式の準備の役員会を開きました。
法務省からの願いで、全国的にサポートセンターの設置を行うようにという事でした。
それを受けて、宮城野区の会長が積極的に活動して、開所式の運びになりました。
開所式を前日に控えて、準備状況の再確認という事になったのです。
私は六メートルの横断幕を製作するという役割を頂いて、前日までに終了です。
さらに、 飲み物を準備するという事で、お酒とビールそしてお茶を調達するのです。
宴会の準備は、業者に入って頂いて、セッティングという事になりました。
御来賓に関しても、宮城野区長を初め、保護司会の会長そして、観察所からの来賓となりました。
私の役割は、事務局長ということで、御来賓の先生方の名簿の読み上げという事でした。
今まで活動してきた先輩保護司は、七十五歳で保護司を退職されていくので、残された者がお役目を果たすという事です。
私の場合は、六十四歳と九か月という事で、保護司の任期は、十二年ほど役目があるのです。
更生保護の立場ですから、自らの襟を正すという事が第一に願われるのです。
破天荒な私にとっては、しっかりとした戒めがあるという事は、有難いのです。
どちらかといえば、多情多感の性格ですから、常識のレールから外れるという恐れもあるのです。
そのような意味では、社会秩序から外れることなく、人生を全うするには有難いお役目という事です。
もう十八年も対応させて頂いているので、先輩格としてしっかりしていきたいという事です。
さて、更生保護という役割は、社会復帰の門を開く鍵の役割のようです。
安易に考えがちですが、社会に溶け込んで生活をするという事は、更生保護対象者にとっては、大変な努力を要するのです。
基本的に愛情を注ぎこんで、見返りを求めないという姿勢に徹するのです。
私が担当になるのですから、保護司としての日々の生活が問われるというものです。
開所式を行って、御来賓の先生をお呼びすることで感じることなのですが、先生方は社会の指導者なのです。
住人としての生活という事ではなく、社会に対して多くの働きかけを行っているのです。
私もUターンして故郷に帰って来た時は、一人の住人に過ぎなかったのです。
それが、親の七光りという事もあって、社会貢献に駆り出されたわけです。
その事に関して捉え方は様々ですが、「アフリカで石ころ扱いを受けていた」ものです。
それが、イギリスの王室にある518カラットのダイヤモンドになり、最も貴重な宝石になったという過程が当てはまるのです。
きらきら光るのを見て、単にガラスの塊だと思ったという事でしょう。
それが、お役目を頂いて、社会貢献をしているのですから、宝石に違いないと判断されるようになったという話です。
それで、社会貢献をすることによって、私はどんな徳を得ようとしているのでしょうか。
犯罪者がない社会など難しいという意見もあるでしょう。
焼け石に水という事もあるでしょう。
それでも、山の谷間の向こうから送電線のように弛んでいるところを、引っ張るという役割も必要という事だと思って歩みを止めないのです。
開所式を明日に迎えて、準備の会議を持ちましたが、それ以上に栄光を受けるような人達を更生させることができればという思いが強いのです。