2018年6月15日(八段語録3315)
忙しい日々


 朝早くから、交通指導隊で児童の見守り、宮城県警で少年補導委員の研修、さらに、消防の親和会への出席という事で、終了したのが、夜の九時を過ぎてしまいました。
ボランティア活動といっても、行政の活動に籍を置き、非常勤の公務員のような立場なのです。
報酬はほとんど無い名誉職ですが、一般市民として見本になることができるようにという思いがあるのです。

当然、故郷に帰ってからは社会貢献という意識が強いのです。
発想の原点も、収益を上げるという活動は全くしていないのです。
どちらかと言えば、商売には向かない性格のようです。
人の為になるように、今まで培ってきた空手道という分野の伝達を目的としているのです。

その空手道で示される武士道という分野には、私自身として、大和魂が脈々と流れていると思っているわけです。
その精神は、お金の為に生きているわけでもなく、知識の集積の為でもなく、何か権威を持つ為でもないのです。
この国を良くしたいという思いであり、多くの人々に良き伝統を残したいという気持ちなのです。

もちろん、今までの人生において、お金でも、知識でも、社会的立場でも苦労はしてきたのです。
それを吹き飛ばすような、人を育てようする気持ちの方が優っているのです。
金儲けも不得意、勉強もそれなり、社会的立場も目立っているわけではないのです。
そのような事を加味しても、ボランティア活動に徹して行こうとする気持ちが強いのです。

 さて、このような観点に立つという事は、私自身の座標軸があるというものです。
大和魂を持つ日本人という意識は強いのです。
この座標軸が、連結される世界への道を切り開いてきたという自負の念顔を持っているのです。
このような気持ちで、世間に接しているので、何が作用してもたゆまない努力をするという姿勢に繋がっていくのです。

こんな気持ちを持っているものですから、社会貢献から離れることはできないということになるのです。
もう社会貢献活動なしに、日々の生活は成り立たなくなっているのです。
一方は万法に通じるという事のようです。
四十数年極真を貫いてきたので、今の活動があるという風に考えています。
ハチが春に蜜を味わうのと一緒という事でしょう。
ハチはどんなことがあっても、その密から口を離そうとしないのです。
我が人生とボランティア活動はハチと密の関係と思っているのです。

そのボランティア活動は、活動していて嬉しいのです。
膨大な宇宙の秩序のような運行であると思うのです。
勝手に、自分にとって正しい生き方であると決めつけているわけです。
そのような活動をする限り、永遠不滅なような錯覚もするのです。

 そんなことで、今日の忙しさも、それなりに感謝をもって対応したのです。
社会の為に生きるという事は、それなりに自活の道を探るものです。
しっかり、経済的なベースは付いてくると思っているのです。
また、極真会館の道場生も、納得して指導されると思っているのです。