2018年6月6日(八段語録3306)
妻が側にいて


 私の結婚は、年末ジャンボの宝くじの特賞くじのゲットという事でしょうか。
四十年の月日が過ぎても、色あせずに家族として楽しんいます。
昨日は、ボンテン漁港という居酒屋に妻の提案で食事に行きました。
私の家から百メートルしか距離がない苦竹駅前に最近出店しているのです。

全く酒は飲まないのですが、マグロの刺身とおにぎり、サラダ、うどんを注文したのです。
店内は、にぎやかでBGにビートルズの音楽が流れていました。
周りは、若い仕事帰りの人達でごった返していました。
過去苦竹駅前に過去出店した店は、ことごとく閉店に追い込まれていましたが、この店は繁盛しているようです。

うるさい店内で、夫婦で食事を、周りに歩調を合わせるように大声で語り合いました。
妻は、マグロの刺身と玉ねぎのサラダを美味しく食べていました。
私もそれなりに注文して美味しい食事を楽しみました。
妻からの誘いの食事なので、珍しい事ということで驚きを隠せません。

妻もあと二十日もすれば、下宿屋の「女将さん卒業」ということになります。
そうなると、夫婦で出かけることも多くなりそうな嬉しい予感がするのです。
今月から道場でも新規来場者に妻が対応してくれています。
孤独の戦いをしてきた半生にピリオドを打って、夫婦での歩みになればと思っています。
そんな意味も含めて、宝くじに当たったような心境ということにしているのです。

 さて、夫婦が出会い、家族と共に生きてきたことは、最高の人生であったと結論づけています。
まして、長男夫婦を二世帯住宅の二階に迎え入れて、孫二人の誕生になっているのです。
二代、三代と家が繁栄するような予感がするわけです。
もちろん、それなりに課題はありますが、結構、楽しんでいるのです。

私の家族は、人類は七十数億といえども一家族しかない良い家族と自負しているのです。
新たに未来を出発させるきっかけとなる起点が、築かれたというものです。
そんなことを含めて、私達の結婚は、プレゼントされたような気もするのです。
夫婦喧嘩も一つ二つ数えるぐらいなのです。

というのも、私が惚れてしまったという弱みがありますから、私が折れるわけです。
家族でいると、何でもやることが可能になるのではないかと錯覚さえ覚えます。
それだけ、結びつきが強いというのと、信頼関係の宝庫という事なのでしょう。
妻と神社の鳥居をくぐって、参道を一緒に歩いているような気がします。

お互いに人生を家族として契約したのが結婚という事でしょうか。
この結婚は、決して汚すことがないように気を付けているのも自分なのです。
そのような人生は、これからも継続していくというものです。