2018年5月4日(八段語録3273)
グループの責任を持つものとしての心境


 今、自信があるかというならば、クエスチョンという事です。
私自身、「このグループを率いるだけの自信がある」と考えたこともないのです。
ただ、手塚会長が生前に夢と理想としたことを、記憶に留めていて実践しているだけなのです。
その事を意識して、このグループの指揮を取っているという事なのです。

そして、その為に能力を持ち合わせた、師範の皆様と一緒に行動を共にしているのです。
いかにして、会長の思いをもって、日々生活するかという事だけが私の信条なのです。
その為に、支えてくれるスタッフをより高め、できるだけ力になるような努力をしているのです。
私自身が、能力があって会長になっているのではないのです。

ただ、日々黙々と成すべきことを、一つ一つ積み上げて、進んでいるのです。
そのような事で、手塚会長の心を抱いて進むだけであり、自分の内容の無さは弁明しないのです。
今の心境は、手塚グループと共にという事で、個人と世界が一つになっているのです。
このグループを束ねるという事は、公的な事に疲れも忘れて走り続けるという事です。

そんな心境で一日を過ごしています。
「個人と世界」が行ったり来たりの毎日です。
そのような歩みが、会長としての原則的な立場なのだと悟ることもあります。
もうこうなると、損得で生きるような感覚は全く無くなってしまいます。

 さて、仙台は晴天の予想でしたが、朝からどんよりとした雲が覆いかぶさっていました。
上空に零下二十一度の冷気が覆いかぶさっているという事でした。
午後から、すこし晴れ間が現れましたが冷たい空気に変わりはありませんでした。
ジャガイモは蒔きましたが、夏野菜を明後日に植えようという計画で行動しました。

我が妻も連休を利用して旅に出かけたので、一人で後半の連休は過ごします。
膝に絆創膏を張って、痛みの軽減をしようともしています。
ここまで使ってきた肉体も悲鳴を上げているのでしょう。
「それでも、頑張ってくれよ」と言い聞かせて、今日も鞭打って過ごすのです。

今の生活では、責任感が無くなってしまったら、腑抜け状態になりそうです。
私自身に何ができるのかということを、試行錯誤する日々であります。
いつも、一日の生活の中で、チェックしていることは、グループの為になっているかという事です。
朝一歩踏み出す時に、自分の心に何を浮かべているかという事の確認をするのです。

会長という立場で、何か誤っていることがあったら大変だと思うのです。
手塚会長と築いてきた内容と功績を駄目にしたら取り返しがつかないのです。
過ぎ行く歳月共に、流されないようにという気持ちだけが先立ちます。
荒野で禿鷹の餌食にはなりたくないものです。

 今日も、今の立場に安住するのではなく、会長と共に開拓したことを思い浮かべるのです。
確かに、困難な環境を突破して、明日へ向かう希望を抱いて準備してきたものです。
そのような意味では、今でも責任を持つのですから、戦闘態勢という事でしょう。
決して、グループが負けてはならないという信念なのです。

現場で不満があるならば、すぐに飛んでいきます。
やるべき体制を何としても整えて、行くという意識で今日も過ごしました。