2018年4月21日(八段語録3262)
生活よりも悟りを求める


 極真空手手塚グループという武道の分野で、世界を意識して自己管理ができるかです。
世界という舞台を手塚会長と共に開拓してきました。
それが、結実して、この世界舞台で悟りを開くという日々を送れるのです。
世界での舞台であらゆることを意識して、何らかの関係を持つようなったわけです。

それだけに、自己管理をメインにして日々戦うという、実践人生になっているのです。
朝九時に、埼玉の東横イン八潮を出発して、会議を終えた安堵感と共に帰ってきました。
一年の総整理ができましたので、新たなる年度を迎えての準備に取り掛かるのです。
また、世界大会に向けてのあらゆる戦いが始まるというものです。

懇親会では、私と杉原事務局長、伊藤世界事務局長、菅野税理士、樋口師範代、北山宮城県事務局長、そして、新たに兵庫の本部長になった廣松師範と様々と語り合ったのです。
八時半には懇親会を終了させてホテルに向かったのです。
それでも、菅野税理士、北山事務局長、そして樋口師範代の二次会へと話が弾んだのです。

彼らは、屈託ない腹を割った話をして、ホテルに帰って来たのは午前二時頃でした。
酒の力も、親睦を深める上では良いのでしょう。
世界大会に向けての相当な結束になったように思うのです。
私は、酒を嗜みませんので、関係が薄くなりがちですが、彼らの関係は本物に近くなったようでした。

 さて、そんな新たなる人間関係の構築が生まれるグループですが、課題はあるのです。
その課題を整理して解決するために要求される能力は大きいのです。
その内容は、世界を舞台に、師としての器ができているかという事です。
さらに、親にならなければ、多くの道場生を抱えることができないという事です。

日々のスケジュールに忙殺されて、自分自身の不足を発見することができなくなっているのです。
足らなさを謙虚に受け止めて、更なる成長を願わなければ、運勢に見放されてしまいます。
気持ちは、世界の道場生を抱こうと必死なのですが、体は言う事を聞かないようです。
はっきり感じるのは、体は世界の道場生の為に動くには、自己中で能力がなさすぎるのです。

あそこが痛い、ここが不自由だと繰り返してばかりいて、ややもすると、世界を忘れているのです。
実感として、体は世界の道場生の為に生きようとはしていないようです。
そのような会長職を裏切るような体がある限り、前進できないと思っているのです。
この職務を妨げているのは、誰でもない私の体という事を思うのです。

この体を正しくコントロールすることができなければ、大業は成就しないのです。
今の願いは、スーパーマンにはなれなくても、体をコントロールすることなのです。
体をこんなにも鍛えて極真ボデーを作っても、いまだに体に振り回されるのです。
それだからといっても、体を殺すわけにもいかないという事です。

 それだけに、肉体強化からの戦いから、心身を一つにする戦いがこれから続くという事です。
この戦いは、誰も立ち入ることができないという事です。
自分自身が立ち向かわなければならないことなのです。
私は、自分自身の体を順応させるには、世界の道場生を愛するという事でしかないと思っているわけです。

私の体の番人になって守ってくれる人は、誰もいないという事です。
肉体の暴走は誰も止めることができないのです。
誰かに頼んだとしても、その誰かも疲れ果ててしまうだけでしょう。
そのような意味では、自分がしっかりしなければという結論です。

良心をしっかり磨いて、会長職を全うしたいと純粋に思うのです。
それにしても、千葉の手塚家から帰って、疲れ果ててしまったようです。
そのようなジレンマも内在しているという事です。
弱みを吐露しても、どうしようもないのですが、明日から頑張ろうという事です。