2018年4月8日(八段語録3253)
桜満開


 東北にも春がやってきました。
近くの、すだれ桜が満開を迎えているのです。
周りの並木の桜達も一斉にピンクの花を咲かせています。
今年度は、いつもの年と違って、早く桜が咲き始めています。

年齢を重ねているからでしょうか、どんな国宝と呼ばれる品物よりも美しく映ります。
自然が与えてくれた豊かな恵みなのでしょう。
私自身、この年になるまで、自然をそんなに価値ある扱いをしてこなかったように思うのです。
この歳になって、自然の素晴らしさを分かってあげなければならないと、気づかされるのです。

この素晴らしい自然は、実に真実なのです
観念なんかの世界では、到底表せることができるというものでもないのようです。
周りが宅地に開発されて、ウグイスの声は聞こえなくなったのですが。小鳥のさえずりはあります。
美しいキジも畑の中で何かを食べているようでした。

勝手に私の生活を彩ってくれる装飾品のように、自然を思ってしまうのです。
自然は、私に豊かな贈り物を授けてくれているようです。
畑に目をやると、雑草が逞しく成長して一株一株が大きく成長しているようです。
農地を耕して、自然に戯れるだけでも心はさわやかになるものです。

 博物館にあるどんな出品物よりも、生きている自然に叶うものはないようです。
畑の波瀬にあるタンポポが生き生きして、私に語り掛けてくれているようにも思うのです。
草刈機と耕運機をもって、畑を整地すると、いつの間にか綺麗になるのです。
人には、自然を綺麗に加工する能力を持っているのだと改めて感じてしまいます。

このような農作業をすると、自然を愛するという術を知るように思うのです。
額から汗をぬぐいながら、桜を鑑賞すると、何とも言えない感動が押し寄せます。
この季節の自然を愛すると、明るい未来が開かれるようです。
そんな気持ちで、世界の道場生にエールを送ると答えてもらえそうです。

さて、弟の入院している病院に母と妻を載せて、向かいました。
途中の榴ヶ岡公園は、桜が満開で、多くの人が桜の下で楽しんでいるのです。
この公園を通り過ぎて、面会に行ってきました。
薬の投与という事もあって、少し痩せていました。

それでも、弟は快く対応してくれるのです。
何とか全快に向かって、回復できるように祈るばかりでした。
四月から新規の問い合わせと、入門者が出てきました。
とりあえず、四月に入って宮城県本部では、三人の入門者です。

全国的にも、空手着の注文があるのですから、新規入門も増えるというものです。
道場も桜満開に預かって、大いなる発展をしていきたいものです。
五月から、錦が丘に火曜日に新たなる教室を開講します。
また、富谷市の隣に教室を開きます。

今年は、収穫ある年度にしたいという思いで、取り組もうという事です。
手塚グループを任されてから、二年目を迎えます。
ホップ、ステップというところですから、しっかり基盤を固めていこうと思うのです。
目だった事は、一昨年度と去年の比較をすると、空手着が二倍の注文になったのです。

新しい人が増えるという事は、このグループに未来があるという事です。
私の心も桜満開という気持ちで、あらゆる行事に取り組んでいこうと思います。
夕方からは、トレーニングを一時間半続けました。
三日連続での稽古で、身体はきついのですが、「希望」がそれをカバーしてくれそうです。