2018年4月7日(八段語録3252)
ボランティア活動する中での極真にかける思い


 今日、宮城県で、覚せい剤防止指導員の理事として活動するという事になりました。
社会に覚せい剤が蔓延しているということで、二十年近く活動しているのです。
それで、もう少し組織の中心に立って活躍する場を与えられたという事でしょう。
断り切れなかったというのが、本当のところなのです。

悪魔の囁きのような、覚せい剤からの誘惑を防ぐための一年間の戦いになるという事です。
これからの更生施設は、早めに出所させて、社会に順応させるという方針なのです。
保護司として扱ってきた案件は、社会復帰の為のカウンセリングという事がメインでした。
それが、覚せい剤防止の理事になることによって、今度は水際作戦で中学校・高校といった教育現場での講演も入ってくるのです。

そうするためには、様々な準備が必要になってきます。
また、汗と涙を流さなければならないという事にもなるのです。
手塚グループだけの活動で終始すればいいのですが、社会は許さないようです。
全てのボランティア活動は、行政とタックを組んでいるのです。

そのようなボランティア活動をするのは何のためかという事です。
まず大前提になるのが、道場生を所有するためのツールという事です。
道場生が、極真空手に専念してもらって、より未来を明るくするための信頼を得るという事なのです。
ただの空手バカという事ではなく、社会に役立つ人材であるという事を理解してもらうのです。

今の私の立場は、地域や国だけでなく、世界を相手にして戦っているのです。
理由は、誰もが極真の道を行くことができるようにという配慮からなのです。
世界は広いといっても飛行機で行くことができるのです。
どの国に行くにしても、飛んでいける時代に入っているのです。

一足飛びに現地に行くことによって、武道精神を指導することができるというものです。
このような時代に、「世界をリードしよう」などと発想する人は少ないのです。
つまり、誰もが行ったことのない道を開拓するという修行に取り掛かっているのです。
お金も時間もかかります。

それでも、それが障害になるとは考えていないのです。
今まで培ってきた内容が世界の道場生の見本になるのです。
それを、世界各国を巡回しているうちに感じさせられたのです。
偽物は、決して通用しないのです。

本物と呼べる内容が、今までの人生で培って来ることができたことに感謝です。
「家族」が国家と世界に繋がっているという事に、不思議な理解をしてしまうのです。
その為に、日々誠実に歩むという事が重要な支点になるというものです。
私の投入した極真の伝統が、世界の道場生の物になり、それが私に帰ってくるのです。

当たり前に、社会奉仕をして蓄積される人格が、道場生に繋がっていくのです。
そのような思いで覚せい剤防止指導という県の理事をするという事なのです。