2018年4月4日(八段語録3249)
弟の入院


 昨日三男の弟の嫁から電話がありました。
仙台市立病院に入院ということで、心が動揺していました。
弟は私よりも九歳年下ですし、病気になるという事は思ってもみなかったのです。
今日、面会時間に、お見舞いに行ってきました。

日ごろ元気にしているのですが、何日か病院に入院しているという事で、気落ちしています。
それも、いろいろな検査をしているので、気持ちも病人そのものに変質しているようです。
果物のお土産をもって、励まそうとしましたが、話を聞くだけにしました。
弟が病気になるとは夢にも思わなかったので、私の気持ちも落ち込むばかりです。

少年時代は、我が家では両親が忙しく仕事をしていましたので、学校から帰って面倒を見ていました。
弟が三歳から、近くの広場の遊具で遊ばせていました。
私も小学校の高学年になっていましたが、友達と遊びに行くこともなく面倒を見ていました。
面倒を見ていたのは、中学に入るまでで、そのあとは、幼稚園に入園したのでした。

日頃の生活は、食事の時に一緒という事で、歳が離れすぎて、話し相手にはならなかったのです。
次男の弟に対しては、スパルタ教育を兄貴としていましたので深い関係でした。
私が柔道部という事もあって、正座をさせて勉学に励まさせたものです。
その為に、次男は成績トップで公立高校に入学を果たしたのでした。

さて、三男は、次男が面倒を見るようになっていました。
十八歳で私は、修行の旅に出かけたのでそれ以来、薄い兄弟関係になっていました。
彼が大学を卒業して自衛隊に入ったのです。
その時、精神が不安定になって、過労のために入院するようになったのです。

そんな時には、母が心配して病院に通って行ったのです。
私が駆り出されて母の相談に乗ったのです。
結局自衛隊を退職して一般の会社のセキスイハイムに入社したのでした。
その後、母が花屋の仕事をしているときに、いい娘さんがいるという事で、お見合いをしたのです。
その後、結婚して、二人の娘に恵まれて、幸せな家庭を築いてきたのです。

そのような順調な生活をしているときに、突然襲ってきた病という事です。
治療を行うのですが、今のとことは、副作用もなく順調にいっているのです。
全面的回復を祈る思いで、入院期間を回復に向かって貰いたいものです。
兄貴としては、祈るばかりの心境になっています。