2012年9月13日(八段語録1804)

試験(最終日)


 江戸先生と島谷副校長の試験で最終日ということです。江戸先生は、初心者のための講義内容でした。わずかな文章を広げて解説してくださいました。それがとてもありがたかったのです。右も左も分からない受講者ばかりですから、経験豊富な柔道整復師としての細かい内容に感嘆したものでした。そして、試験そのものも、学生に基本を要求した問題で、講義した内容をしっかり学んでほしいという意図が伺える試験でした。
 講師としての姿勢も熱心で、学生にとって納得する内容なのです。一生懸命さが伝わってきます。私も東北電子専門学校で、大学コースの経営管理学を教えた事がありましたから、よくわかるのですが、熱心に講義してくれたのです。
 次に島谷副校長ですが、丁寧に教えてくれる、学校のお母さん役という事になります。試験前は、かなり難しいという事を強調しておりましたが、実際試験に臨んでみると、基礎的な内容がほとんどでした。ちょっと始末に負えなかったのが、医学用語の漢字書き取りでした。一問三点で十問も出題された時には面食らいました。これはパソコンの逆を突くという事になります。ちょっとやられたという事もありましたが、そんな事も人生にあると思って、望んだ次第でした。
 さて、あっという間に試験は終わったのですが、国家試験に向けての一段階目の作業が終わったという実感をするのです。この作業を六回行って、最後に七番目に国家試験という事になります。そのような意味では、入学して今までそんなに長く感じなかったのですから、過ぎ去るのは早いのではないかと思うのです。それだから、しっかり授業に耳を傾けて、合格ベースに乗ろうと思うのでした。
 トータルとして、感じた事は、試験結果もさることながら、三年間、しっかり授業を受けて、脳裏に叩き込むという事なのです。もちろん試験を受けた後の忘却は早いものがありますが、積み上げていく事に全力を尽くしていく事に何の躊躇はないのです。それゆえ、この学校を信頼して、クラスメイトとしっかりスクラムくみながら、全力投入していく事を決意する次第でした。