2018年3月31日(八段語録3245)
年度が今日で終了


 新しく四月から東京に法人としての事務局を設置するようになります。
今まで、一年間準備を重ねてきました。
業務が合理化されて、グループの発展の礎になるという事です。
また、財団法人青少年交流振興協会との連帯を強固にするという事です。

四月初旬に(財)青少年交流振興協会の理事会があります。
この財団は、手塚会長も顧問として名を連ねていたところです。
それを踏まえて、本格的に活動記録に残していくという事になります。
来年度は、世界大会も控えていますから、名実ともにこのグループの躍進です。

振り返るまでもなく、様々な出来事があった一年でした。
手塚夫人に前面に立って頂いて、引っ張ってもらいました。
夫人は、結婚式の玉姫殿で現場を仕切る役職を二十年以上も続けてこられたのです。
それだけに、人間関係の調整を、角が立つことなくスムーズにサポートして下さいました。

国内と海外で加盟支部の増加もありました。
総括するまでもなく、順風満帆の船出になったことを、あの世から見ている会長に報告です。
手塚会長から理想と夢の話ばかりを今まで聞いてきました。
その内容の僅かばかりしか実現できていませんが、これからであると思っています。

 さて、一年の締めくくりという事でもあり、人生の締めくくりではなさそうです。
来年度があるという事に、希望を感じるのです。
まだ、手塚会長が日頃話している内容からすれば、僅かばかりという事です。
私も高齢がゆえに、若くはないのですが、まだ生かされているということに感謝しているのです。

世界の極真を発展する上で、手塚会長が提案した「家族」思想は有意義なのです。
その会長があの世の人になったとしても、意気消沈するわけにもいかなかったのです。
そこで、手塚夫婦に白羽の矢を立てて、推し進めていこうという判断をさせて頂いたのです。
すぐに着手したのは手塚夫人を代表になっていただくことでした。

葬儀も済ませないうちに、手塚家に伺って承諾を頂いたというのが実際でした。
理由は、手塚夫婦として、このグループを運営していたという事に着目したしたのです。
その事で進めるうちに、夫人から様々な草創期の話を聞くことができました。
おまけに、会長が一目惚れしたことから様々なエピソードが盛りだくさんでした。

つくづく、夫婦は二人で一人という事なのだという事でしょう。
色々と、夫婦のいざこざはあったという事も聞いたのですが、仲はとても良いのです。
話を聞けば聞く程、風呂敷が一つなのだという事でした。
そして、一年が過ぎて、申し分のない発展を遂げているという事です。

 それだけに、来年度に対する決意は激しいものがあります。
世界は伊藤世界事務局長が精力的に動くはずです。
日本は、杉原事務局長が実務をこなして指示を出していきます。
私はというならば、神輿に担がれて扇子を振りまくるというところでしょう。

それも愛情をしっかり降り注ごうとするのです。
結婚して、その愛情を育てることに懸命に過ごしてきたようです。
しっかり子供も育ち、実を結ぶことができました。
それを土台に、世界の道場生を訪ね歩いていくという事なのです。

私が極真で培ってきた全てを投げ打って、愛情で対応するという事です。
名実ともに、極真会館手塚グループの価値を代表するものでなければと思うのです。
どのくらい、このグループが貴いかという事をはっきりさせる日々でありたいのです。