2018年3月25日(八段語録3239)
帰路
東横インビジネスホテルでの目覚めになりました。
青空が広がり、清々しい一日です。
あの寒い日々があったことは忘れてしまいます。
早めにホテルをチェックアウトして、広島空港に向かいました。
レンタカーでのドライブも気持ちがいいのです。
山間の中に桜の木が花を咲かせて綺麗です。
広島での大会も一段落なのでしょう。
心は、次のスケジュールに向かうようです。
広島空港に着くと、宮城師範から感謝の連絡がありました。
事故やケガもなく、大会の一切を終えたという事で、電話の向こうの声は安堵感があります。
大会が終わった夜だとしても、騒いでの打ち上げなどはしないのです。
ただ、ファミリーレストランで和食を頂いて、ちょっとした反省会でした。
広島からの空の旅は、雲一つないので下界が美しく映し出されるのです。
羽田に着くまで、それ飛ぶジュウタンに乗って下界を伺っているようでした。
JRの新幹線に乗り換えても、車窓の風景に見とれるばかりです。
春は暖かく包んでくれるようで、次に向かう気持ちも何かしら嬉しく感じるのです。
さて、このグループを一年近く手塚会長に代わって運営しているのですが、未熟なのです。
いたずらに、時が過ぎてしまっているようで、情けなさが心を覆うばかりです。
趣味で運営するという事は毛頭ないのですから、苦労する暗中模索の日々です。
言葉に表現することができない程、歯がゆさは身に沁みます。
間違いなく、一刻一刻と寿命は無くなります。
その限られた期間で、何ができるかという事を問いかけもするのです。
このグループを任されたからには、心血を注がなければという思いは強いのです。
一年が過ぎてみて、ホームページや運営に携わる様々なシステムは構築できてきました。
もうこのグループに、私自身離れようとしても離れることができない愛着があるのです。
全ての愛情と日々の生活を、このグループに投入していることは間違いないのです。
骨の中の骨、肉の中の肉、骨髄の中の骨髄という事になっているのです。
もう、このグループの中に引っ張られるしかない運命という事のようです。
その中で、内容と目的を一致させているかというならば、これが問題です。
スタッフができるだけ動きやすい体制だけは作ってきているのです。
現場が運営できるように、現場の収益を最優先するのです。
つまり、「小さな政府」で良いという発想で、対応しているのです。
そんなことで、強制的にトップダウン方式で金銭の要求のない組織になっているのです。
それだからといって、現場から感謝されようとも思っていないわけです。
ただ、このグループが社会貢献しうる団体に成長するかという事を模索するだけなのです。
それで、何を設定しようとするかというならば、強制力ではなく求心力なのです。
求心力を増していくために、私自身全力投入してグループの活性化を図るのです。
迷信にも近い話になるのですが、求心力の核になるための戦いをしようとするのです。
それだけに、私自身、最も優れたものを何か持とうともするのです。
今のままでは、何もないのは承知しているのです。
それでも、人間の欲望は無限大ですので、欲望の核のような存在を作ろうとするのです。
私になければ、スタッフに、スタッフになければ、本部長に願うのです。
もちろん、優秀な選手に育つように道場生にも願うわけです。
私にできないのであれば、このグループで作っていく以外にはないのです。
そうすると他力本願という事になるかもしれません。
このグループの魅力である「理想の核」を時間かけて作り上げたいという事です。