2018年3月16日(八段語録3230)
小学校卒業式
地域の小学校の卒業式に来賓で参加してきました。
肩書は、「社会を明るくする運動・委員長」という事です。
この小学校は、私の母校でもあり、教育機関との連携を進める私にとって十年続く参加です。
地域に貢献するという事と、この運動を進めている法務省との願いでもあるという事です。
今回の卒業生が、七十五名です。
私が卒業した時には、三百名でしたから、少子化が一段と進んでいるという印象です。
式典では、子供達が相当練習を重ねて、厳粛な中にも晴れやかな表情が漂っていました。
来賓で参加したのですが、子供達の笑顔に心から祝福を送らせていただきました。
昨日の春日和とは一転して、今日の卒業式は、肌寒さが突き刺す気温になっていました。
それでも、御父兄と子供達には笑顔が輝きを増して、寒さを吹き飛ばすようでした。
卒業式典は、心に抱けて、整然とした進行に感動が深まり、形も美しく反映されていました。
誰の唇にも微笑みが漂っていて、子供達の未来を明るくするようでした。
この六年間は、子供達にとって、御父兄はもとより、学校関係の教職員、そして地域で守られてきたのです。
子供達から思い出の一つ一つを語る場面では、涙ぐむような父兄の姿が見え隠れしていました。
小学校の全過程を無事に終了したことに、来賓として心からおめでとうと声を掛けました。
卒業生は、実に調和のとれた動きで、どれほど美しく輝いていたか計り知れないのでした。
さて、美しく映る卒業式典という行事に参加することができて、私の感動の一日にもなりました。
卒業式を準備するために、学校関係者がどれだけ苦心してきた計り知れないものを感じます。
というのも、九割は準備のための作業なのです。
そして、最後の完成を卒業式典として、御父兄と来賓の前に披露してくれたのでした。
それは、私達の極真フェステバルでの大会開催に似ているものがあります。
全神経を使って、準備してきたことがこの卒業式典で報われるというものです。
子供達も成長しています。
そして、教職員も御父兄も来賓も息をしながら固唾を飲んで見守ったのです。
結果として、人生における卒業という祭典が、一人一人の心の奥底に留まって息づくのです。
卒業式は、全ての関係者の出席でもって華やかになります。
卒業生だけでは、無味乾燥なものになってしまいます。
もちろん、学校関係者だけでも悍しい限りです。
それが、栄えあるものに見せてくれるのは、周りが集って祝福するからです。
子供達を中心に関係を結んでこそ、輝きを増すというものです。
このような卒業式を盛り上げてきた関係者の愛情の眼差しがとても眩しく感じたのです。
私自身、この卒業式に酔ってしまったようです。
実に幸福なひと時を過ごしたと帰宅したのでした。