2018年2月14日(八段語録3204)
バレンタイン


 悲しくも今年は、チョコレートのプレゼントはありませんでした。
義理チョコも、敬遠気味のご時世になっているのでしょう。
息子の家族は、家族の中で楽しくバレンタインデーでしょう。
娘達も、友達や恋人とひと時を過ごしているのです。

私達夫婦はというならば、娘の結納の準備を進めているのです。
妻が、両家を交えての結納の式次第と食事の準備で忙しそうでした。
結納の司会を息子が担当するという事です。
私も一言あるのだそうですが、娘をいずれ送り出すのですから、乗り気ではないのです。

二十八年間、娘と共に歩んだ人生を振り返ってしまいます。
かつて、大阪の天王寺区の寺田町近くのアパートに住んでいました。
西川産婦人科クリニックで娘の出産に携わりました。
息子と同じ病院での出産で、元気に生まれてきました。

一緒に人生を過ごしてくれた娘が婚約をする日を迎えたのです。
最高に祝福してあげるのが親なのでしょうが、男親はちょっと違った感情が広がります
それだけに気持ちを誤魔化すかのように、「婿に貰うのだ」という気持ちにしているのです。
明日は、結納ですから、娘の幸せを願って今日は心の準備の日なのです。

 さて、私が子供の頃と違って、経済の発展が著しく飛躍して良い環境になりました。
その恩恵を一身に受けて、青春時代から空手一筋の道を歩んで来ることができたのです。
正直、お金に困った人生は送ることは無かったのです。
充足した経済活動もそれなりに叶い、余裕を持って極真空手道に打ち込んだのです。

極真空手に打ち込んで、指導者になってみると人種・国籍を超越した生き方になったのです。
世界の大自然を抱きながら、活動を楽しむことのできる理想環境を得たのでした。
ITの時代になってきているので、労働については人の労力は携わらなくなるようです。
そのような時代を先駆けて、空手修行だけに投入できた人生は有難いことです。

仕事をする事よりも、趣味を楽しむような時代の到来も夢見てしまいます。
私達夫婦も、年齢を重ねてきていますので、それなりに余暇を楽しむ時間も増えそうです。
もちろん、時代的恩恵という事だけでなく、経済についての知識も得ました。
大学・大学院に通いながら、会計と税務を学んだものです。

世の中の動きや経営のあるべきモデルが理解できると、自分で実践です。
仕事を経済活動だけに限定することなく、運営して成果をあげるのです。
その運営の在り方を、極真会館に応用しようとしたことは、意義が大きいのです。
極真会館手塚グループの基盤が経済的基盤を築ける時代を迎えたという事です。

 ところで、この運営ですが、皆が集まって仕事をするという環境は古くなっているのです。
現場を中心に、自由に活動できるという発想で運営しているのです。
トップダウンで命令されながら、動くという事は精神的にも負担になるというものです。
お互いに分野をしっかりこなして、情報交換するようになれば、事足りるという事です。

何日出社しようが、何時に来ようが、本人の責任の中で動けば良いという発想です。
労働時間を当てにしているのではなく、能力を期待しているのです。
もちろん、業績の結果で給料は決定します。
それだけに、どのような創造性を駆使するかは、担当する人材にかかっているという事です。

この姿勢を、もう二十年以上も続けてきています。
勘違いして、反旗を翻した人たちもいました。
だからと言って、トップダウンで強制する組織にはしないのです。
また、時間で縛るような運営もしないのです。

そのような姿勢で、今までやって来たのです。
これからも変わらないのです。
人は、無限な才能を持っているはずです。
お互い、知恵を出し合えば発展するはずであるという信念は変わらないのです。

 バレンタインの良き日でも根白石の事務所で世界に号令をかけることができるのです。
世界各国の本部長は何をどのようにしているだろうかという事も発想できるのです。
世界の責任者とも、FBのメッセンジャーで。無料会話ができます。
世界事務局長もアメリカから、電話で要件を話してくれます。

世界中の誰もが、ストレスを解消しながら、自分の任地で運営できるのです。
このような時代が来ようとは夢にも思わなかったことです。
そして、この環境を最大に活用して、手塚グループを大きくしたいものです。