2018年2月8日(八段語録3198)
夫婦の絆


 私達夫婦の場合、惚れた弱みで妻の主張を最優先させます。
妻の感覚を大切にするのです。
妻の言葉を一つの風呂敷に包んで、その中で整えようとするのが私のようです。
今まで、この関係で不自由はしていませんので、今後も続くのだと思います。

妻の言葉は鋭いのです。
子供達は、まともに対応して、感情をぶつけて言い合いになっているのです。
妻の言動を見ると、外の人には優しく、身内には厳しいのです。
血は繋がっていませんが、第一番目の身内ですので、直球で言葉を投げかけられます。

その言葉を風呂敷の中に包み込むという芸当ができるから不思議です。
子供達は妻と争いも甚だしいのですが、私の場合、妻と愛の理想を抱けるのです。
それもこれも、一目惚れをしてしまったという弱みからでしょう。
最初の出会いのインパクトが最高の舞台であったからという事でしょう。

二人でいると、丸いリンゴのようです。
甘味な美しい芸術のような心持を抱くわけです。
私が最高の芸術作品を演出しようとするのです。
私にとっては、妻を見れば見るほど、一日中一緒に居たいと思うのです。

 現実は、妻が家事やその他の用事に忙しくしているので、時間が取れないのです。
そこで、風呂敷役の私としては、妻にデートを申し込むわけです。
時間を取って、近場の温泉に行って、食事をして二人の時間を一か月に一度は持つのです。
それは、お互いにとって刺激があり、話し合う中で新鮮な雰囲気が漂うのです。

夫婦喧嘩の時はどうなるかというならば、私は「だんまり」の貝になるのです。
確率的に百パーセント近く、私が悪いために徹底的に攻撃の対象になるのです。
妻が悪い場合がしばしばあります。
その時は、私は笑っているだけの「笑顔」の貝なのです。

そんなことで、夫婦を取り巻く空気を、そよ風が流れるようにするのです。
夫婦として香りを香らせるようにという意識になるわけです。
そして、共に年齢を重ねることが、楽しいという事です。
現実の生活を越えて、生涯を暖かな雰囲気を醸し出そうとするのです。

これもファーストインパクトで、私にとって一目惚れという事なのでしょう。
惚れた弱みは、生涯纏いつくという事だと諦めてしまっているのです。
出会いから今まで、ストーカーなのでしょう。
恐怖は与えてはいませんが、いつも妻の心を追い求めているという事のようです。

 そんなことで、いつも心掛けていることは、生活にマンネリ化しないという事です。
いつも愛情が満ち溢れるようにという光を出そうとするのです。
決してカップラーメンのような即席の光ではないようにしているのです。
熟成して、対応するという意識をもっているのです。

カップラーメンも美味しいとおもうですが、手作りの香りを長くそして深く放つのです。
もちろん、お金や名誉も必要なのでしょうが、夫婦の中に入ってこないようです。
妻が何かを失敗しても、怒ったり無視したりしないと決めています。
極真空手の選手でしたので、力では勝つのです。
でも、愛情ではつつまれてしまうのですから、素晴らしい妻という事です。

私は、音楽が大好きです。
良くカラオケも歌います。
それでも、一番の音楽は妻の声なのでしょう。
とてもしっくりきます。

確かに、年齢を重ねてきましたので、若き日の美貌は妻には求められません。
それよりも、会話を楽しむという風になっています。
それも、「ふたり」なので楽しみも膨れ上がります。
そのような日々は、充実しているという事でしょう。
結局のところ、風呂敷に包まれているのは私になるという結論でしょう。