2018年2月5日(八段語録3196)
世界大会が財産


 「私の財産はなんだろう」という事を考えてみました。
結論、家族でしょう。
さらには、極真会館というグループになります。
この件に関しては、所有権を行使できるというものです。

家族をベースとして、どれだけ多くの人に関わることができるかという事です。
もちろん、この時間と空間も財産であり私が生きているときだけの所有物です。
この時空を通じて、環境をベースに人の輪を作っていくのです。
この人の輪を財産であると思えるのですから、人を大事に思うという事です。

この肉体を借りて、多くの人と接点を試みることができたわけです。
人との出会いで、今まで間違っていたという事は少ないように思うのです。
私自身もともと、母のおなかを借りて生まれてきたのです。
それだけに、大切な人との多くの語らいを重ねていきたいものです。

そんな発想ですから、極真会館手塚グループに責任を持つ傍ら、奉仕活動に専念するのです。
奉仕活動は歓喜の時間であると思っているのです。
他の人の為に歩んでいるのですから、心が充実感で充満してきます。
金銭的に余裕があるならば、奉仕と犠牲の精神が、しっくりする生き方です。

 さて、私の家族というならば、様々な状況に置かれながら、逞しく今を迎えています。
家族と共にあるという気持ちは、前進する糧になっているのです。
何かしら、自ら成長して妻とであり、愛情の結実を結んできているようです。
短い人生だけに、私の人生の季節を描いているという事でしょう。

百歳まで生きるとは考えてはいないのです。
この後、七十歳まで生きるであろうと想定する五年という事です。
この五年の歳月を、三倍の事をすれば、八十五歳まで生きたという事になるでしょう。
この間、二十四時間動き回るのです。

そのような気持ちで、人との関りをもって、愛情の財産を築こうとするのです。
そんな気持ちでいれば、愛情で包まれる私の財産が増えて、多くを所有し活動舞台が広くなります。
これまで、世界を移動してきました。
何故かというならば、個人的には、心の財産を作ろうとしているのです。

そのような気持ちでいるので、グループの本部長に対しても、利用しようとも思わないのです。
また、組織の形態が利益を得ようと考えないのです。
できるだけ、現場の本部長の願いに沿った運営をしていくという事です。
そうすることによって、グループ全体が発展するというものです。

 ところで、世界を回って、各国の本部長から日本で世界大会をという声が高まりました。
そこで、結果的に福岡で来年三月に開催するという事になりました。
世界に対しては、世界事務局長が推進していくのです。
また、日本では、事務局長が各県の本部長と連絡を取り、賛同を得てきました。

このような世界大会を、本部長の皆様の同意のもとの進めていくことになりました。
来年になるのですが、一つ一つ詰めて成功を収めたいものです。
世界の本部長が心合わせて初めてこそ、成功するというものです。
その為に、正しい精神態度で臨まなければならないという事になります。

大会の開催に関して、責任者の全員が心を合わせなければ成功はしないのです。
一人だけ動いたりしても、成功するはずはないのです。
皆が拍子を合わせて取り組むという事になるのです。
この大会に関しては、同じような嗅覚をもって、同じ匂いを嗅ぐという事が必要になります。

そのような気持ちが通じる大会にしたいものです。
大会に関しては、同じ雰囲気を味わえることができる関係を持ちたいのです。
この大会は、とても重要な意味を持つという事です。
そして、お互いに得意な分野を出し合っていくことが重要になってくるというものです。

 結論として、この世界大会にしても、大いなる財産になるのです。
手塚グループを立派に育てるという役割があるのです。
結構試練はつきものです。
それでも、高貴な栄光の道を進みたいものです。