2018年1月15日(八段語録3184)
極真会館からの飛躍


 冬の晴天続きは有難いものです。
起床六時でした。
朝焼けが東の空を焦がしていました。
日々夜明けが早くなることに、何かしら生活に勢いがつくというものです。

今日は、交通指導の日です。
警察と同じような防寒の制服を配給されています。
交通指導隊も今年で五年になります。
グループの体制も整ってきたので、積極的にポランティア活動です。

氷点下の気温での交通指導なので、カイロを張り付けて活動です。
通行人が挨拶してくれます。
多くの学童は、大きな声で挨拶してくれます。
私の制服で仰々しいのですが、それでも笑顔で輝いた表情を見せてくれます。

今年も、交通指導隊に限らず、午前中・午後と奉仕活動が主体になっています。
それが、極真会館の発展につながると思っているのです。
地域社会の信頼が道場生の増加と直接関連しているのです。
別に利益誘導という事でもないのです。

ボランティア活動が連続して、行事が重なります。
それに、新年会も続きます。
地域に貢献する極真会館というイメージの定着のためにもできるだけ参加するのです。
自己満足ではなく、極真会館における武道教育を社会に還元する日々になっています。

 さて、何を強調して奉仕活動をしているのだろうかと問いかけもします。
矛盾だらけの私自身を、奉仕活動を媒介にして正そうとするのです。
結構効果抜群です。一人だけでは、持て余してしまう日々だからです。
それだけに、心も体も奉仕活動という方向があるという事は、エネルギーを放出することになります。

気が付けば、交通指導隊だけでなく、法務省での保護司活動、少年警察補導委員、社明活動
薬物乱用防止指導員、BBS活動、福祉協議会、消防団とボランティアが仕事になっています。
本業はどうしたのと言われそうです。
極真会館をひっくるめてこれが本業であると言い聞かせているのです。

どれ一つ手を抜くことをしないようにと心掛けています。
もちろん、家計を支えているのは、極真会館での役員報酬と不動産収入です。
金銭面は、生活が円滑にできればと納得しています。
金儲けをする商売を生業にすることは、性分としてできそうもないのです。

それでも、生活に困ることなく、社会の為に貢献できているのですから幸せです。
できるだけ、多くの人のためになるというのが私のモットーになっています。
それは、物心ついてからであり、青春時代も人のために歩んできました。
良い環境を作って、皆に喜んでもらい、最後に自分が充実感を持てばいいと思うだけです。

 ところで、私にとって誰かのためになっているという事が生きがいになっているようです。
本当に人が良いという事でしょう。
それを私の専売特許にしているのです。
極真会館に入門するという事も、誰もやらないことであると思って取り組みました。

このように奉仕活動を中心に社会に還元しようとすることも、誰もやらないことと思うのです。
それだけに、優越感のような気持ちを抱くようにして取り組んでいるのです。
誰もできないことを実践するという気構えなのです。
自己満足の領域といえば、それだけの事ですが、やってみると面白いのです。

そのような姿勢の人たちが、東日本震災以降増えているように思うのです。
困った人のために、汗を流すという事が、一つのスティタスという事でしょうか。
生活に困らなければ、世のため人のためになりたいという事です。
一生は短いのですから、この体を使って、人のために心を込めたいものです。

このような活動をしていますので、決して自分が惨めであると思わないのです。
また、お金を貯めるという事にも疎いようです。
豊かな環境で生活するよりは、気持ちが豊かになりたいという事でしょうか。
そのような誰も発想できても、実践できないことを行い続けているという事です。

 結論として、奉仕活動はこれからも継続するのです。
私の知っている人で、組織の責任者になっている人がいます。
その人は、その組織の事しか知らないし、また広げもしないのです。
また、現実にできないようです。

私の生き方とは大分違うようです。
その事を、どうのこうのという事はないにせよ、組織から捨てられたらそれで終わりです。
私の場合は、会長職は心臓が止まるまでですから捨てられることはないのです。
自分のミッションで、頂上もあれば底辺もあるという役職が、会長職とボランティア活動のマッチングです。

このような生き方が、私の心の鐘を鳴らし続けることになるのです。
愛情ある心を、この地域社会に引き下ろすには、最良の方法であると自負するのです。
これも手前味噌のようですが、専売特許です。
自らの燃え上がる愛情を最大に引き出すための手法なのです。

知らず知らずに年齢を重ねていく中に、自分ワールドを作っているのでしょう。
それも誰も真似できない独特な世界という事です。
これがたまらない程の刺激なのです。
私の欲望が最大限満たされていくという感覚で、充実しているのです。