2012年9月7日(八段語録1798)

試験開始


 試験ですのでストイックになっていますが、それでも、自分の人生を振り返ろうとするのです。私は六十歳になろうとする生涯、あらゆることを経験してきました。
しかし、今の歳に、試験を受けるとは思ってもみなかったのです。 したくなかったこと、取り組みたくなかったこと、行きたくなかった所が、あまりにもたくさんありましたが、この専門学校に関しては、これからの極真の未来があると確信して通ってきたのです。

 だからこそ私は、今日試験を受けているという事になります。だからこそ私は試験を受けているのです。なぜなら私は未来の極真会館のためになると確信しているからなのです。
結構この歳で、試験を受けるのはつらいものがあります。それでも、私はどんなに頭脳の回転が悪かろうとも、もっと努力しようと思います。もっと勉強し、もっと努力し、それに一言も文句も言わず、すべてを受け、全力を尽くすのみなのです。
自分で試練を与えようとする道は、難しくて大変な事は百も承知なのです。どんな環境でも、極真会館を愛そうとする心は、常に幸福を感じる何者でないのです。極真に向けた愛は、変わらないのです。そして、その心は幸福なのです。


 もちろん、今までいろいろな事がありました。このような立場で勉強するのも10年先のためではないのです。
 何代か先の事を基準として作戦を立てているのです。私は生涯一つのことだけを考えて生きてきました。正しくいきるということなのです。間違うことはあると思うのですが、私の幼い頃からの夢は正しく生きようとする事なのです。
これまで、自分を律する戦いをする事に取り組んできたことは、簡単なことではありませんでした。
 自己との戦いは多く、消耗戦もたくさんありました。
 しかし、個人の名誉のためにどうしてもさける事ができない戦いだったのです。人生、お金を稼ごうとしたわけでもありません。全力を尽くして人生を全うするのみなのです。そのような気持ちでのこの試験に臨む私である事を再確認するのです。