2012年9月6日(八段語録1797)

試験準備(家庭)


 手塚グループの理念の中心は家庭なのです。家族的な関係がこのグループの本質であり、このような組織を最高の組織と位置づけているのです。
 また、道場生がお互いに協力をして、修練を積み重ねる事によって、立派になり、平和に暮らすことを学ぶ道場なのです。乱れ切った世の中に悪に染まらない人材を育てのるための訓練道場なのです。


道場の教育の最も大事な部分を担っているのが家族的つながりを持って指導するという事なのです。何故ならば、幸福も和も、家庭のなかで実感するもののようなきがするのです。そのような意味では、家庭こそが人間社会の原点なのです。さらに、家庭というのは、社会に出て、人間関係を教える学校なのです
。

 両親の温かい愛を受けて育った子どもは、外に出ていけば、両親の指導の通りに、自分の位置を守り、当然のように困っている人を助けるでしょう。また、兄弟姉妹の間で情け深い愛を分かち合って育った子どもは、社会に出て隣人と厚い情を分かち合って生きていくでしょう。愛で養育された人は、世の中のどんな人でも家族のように思うものです。


 そのような、理念を中心に運営しているのが手塚グループという事になります。大きな組織になったとしても、その思想は変わらないのです。それどころか、道場が、愛と生命の源泉になれるようにしているのです。極真会館が世界的活動をしている事を思うと、世界の道場生の平和と幸福の起点となるはずです。


 家庭の愛を拡大して、大きな組織にしようとするのが、私たちの発想であり、できれば、すべての人を道場で修練して、極真スピリットで、世界に影響を与えていこうとするのが、私たちの活動という事になってくるのです。そのような途方もない大きな理想を抱きながら、今まで歩んできているのであり、その歩みを止めてはならないと思うのです。もちろん、自分自身の反省からすべて発していかなければならないのです。