2012年9月2日(八段語録1793)

試験対策(5)


 今、何をしなければならないかというならば、極真会館が社会に貢献する道を見いだすということなのです。その貢献度が、組織の拡大にならなければと思うのです。というのも、昔は喧嘩に強くなりたいという動機で、極真の門を叩いてきた人も少なくはなかったのです。それで、他の分派の中の責任者の中で、暴力事件を起こして、前科を持つにいった人もいる訳なのです。
 社会に必要とされるので、組織が大きくなるという原則でなければ、良心は納得できないのです。只強くなりたいという動機も、最初としてはいいのでしょうが、それが継続していく動機であるならば、どんなグループになるのかということを考えるだけ、恐ろしくなってしまいます。ある意味で、私たちは、大山総裁だけをみて、強くなることを前提に人生を重ねてきました。修行も半端ではなかったのです。