本部長通信177 2008年5月10日
組織基盤確保(3)
新しい極真会館の確立のためには、新しい計画を遂行する原動力である組織基盤の確保をしていかなければならないのです。言い換えれば、個人としては、極真会館の伝統を背負って極真会館を守ろうとする人物がでてこなければならないのです。
そして、お互いの立場で、先輩後輩が一つにならなければならないし、垣根のような連結された立場に立たなければならないのです。それは、極真会館全体を保護して、完全に一つになる強固なる組織基盤を確保することになるのです。
今までは、自分自身のために、稽古をしてきたのです。しかし、いつまでもそうであってはならないのです。これからは、反対に極真会館を保護するために、一層大きな責任をもって、世界的な活動をしなければならないのです。言い換えますと、今までは、指導者についてきながら稽古してきましたが、これからはついてくるばかりではならないのです。
皆さんが、ついてきながら、青少年の教育の為になる何かを検討しなければならないのです。そうなると、個人的に道場生自身が問題となるのです。極真会館の使命を受け継いで責任を全うできるかが問題になるのです。
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