2012年8月2日(八段語録1762)

信頼してすべて委ねる事


 菅野師範と長々と電話で話していました。税理士の国家試験も終えて、結果待ちの状態なのです。その内容を随分話して、結局のところ、極真会館の話という所に落ち着くのです。どのような話かというならば、まず状況を率直に分析していました。その結果起こっている内容まで細かく話してくれるのです。さらに細かい内容は北山事務局長から聞いてほしいということでした。
 そこで、私のスタンスは、第一に極真会館の運営を菅野師範に信頼して全てを委ねているのです。その運営感覚を信頼しているので、行き詰ったり、崩壊したりすることは無いと確信するのです。そして、極真の精神で多くの道場生を逞しく育ててほしいという思いになるのです。
 第二に、私としては、起こり得る最悪の事態を予測して、全ての責任を取ろうと腹をくくっているのです。やむを得ない場合はその結果に従う覚悟ができているのです。まさに運命共同体なのです。大きな失敗をして、私の経歴に傷がついたとしても、そのような事は全く気にしないのです。もちろんそのような事など無いと思えるほど、緻密に運営している訳です。運営者の立場は大変なものです。おそらく、元の会計事務所の職員の方とは、もう既に話が合わなくなっているのではないかと思うのです。運営者と従業員とは、意識はまるっきり違うのです。
 第三に、この時期の、今を十分に把握して、好転させている状況を冷静に、祈るように見つめているのです。そのような意味では、決して、横やりを出すことなく、ひたすら運営のセンスを信頼しているのです。私は、菅野師範の集中力を奪う事は決してしないのです。問題解決の為に全力を尽くしているので、これからが楽しみなのです。もちろん。客観的に私がいるのではなく、一心同体という気持ちは絶対に失わないのです。
 ところで、ちょっとした情報で、静岡のある極真の団体の後継者と目されている人物の姿や段位名簿がなくなっていました。その団体はいつもナンバー2が立たないのです。理由は、心中するような信頼感がないのです。ある意味で、任せる自信がないのと、腹が責任者に無いからだと思うのです。それでは、一代限りのワンマン体制で終わってしまう事を意味すると思うのです。そんな事を考えながら、暑い日を過ごしているのでした。