2012年7月31日(八段語録1760)

月末


 最近は、内面の世界を去来しているようです。極真会館を背負っているのです。しかし、団体が大きいのですが、世界を相手にするものですから、どのように推し進めていったらいいのかと考え込んでしまいます。個人から世界の窓があいている極真会館なのですが、私の内容が無さすぎると感じるのです。生きがいはあります。毎日目覚めると、世界にどのようにアプローチしていったら良いのだろうかと考えてしまうのです。
 もちろん、一歩ずつという事になります。そして、世界の支部長と信頼関係でスクラムを組むしかないという事も事実なのです。日本の指導者の中には、外国の支部を食い物にして、その場限りの目先の収益や自己顕示力だけを主張して、二度と訪れては困るような人たちもいるのです。それで私はどのようにしなければならないかという課題にぶち当たるわけです。
 世界の事を思うと、あらゆることに気を病んでしまうのです。日本だけ、あるいは宮城県本部だけをターゲットにすべきではないかという誘惑にも駆られます。会長が世界を回ることが出来なくなったらどうなるのだろうかと、不安に思う事もあるのです。
 それでも、自分に都合のいいように解釈しているのです。七月も終わるのですが、八月はいい月になるし、新しい月だから未来が開けるはずだという思いです。今月も終わるのです。全て忘れ去って、来月は勝負すべきであろうと考えるのです。実に都合のいい発想なのですが、来月は精一杯生きようと思うのです。
 そのような意味では、未だ副会長として歩んだことのない道を究めようとしているのです。誰もが歩んだことのない生き方。それが幸福で豊かな生き方に通じるし、愛情と情熱に生きた内容になるはずであると思うのです。しっかりとした組織の確立、そして、孤独な個人路程という事になります。今の取り組みがどのように評価されるかは分かりませんが、精一杯頑張るしかないと心に留めながら、今月を終わります