2012年7月24日(八段語録1753)
サマーキャンプ第一日目
朝のトレーニングからキャンプは始まりました。指導は、ベルギーの先生パトリシアが担当していました。この90名の外国人と、どのように友人になるかが課題となります。もちろん、今まで8回ほどヨーロッパには来ている訳ですからそれなりに友達になっているのです。私の心がけることは、いつも友人の事を心に心掛けるように心がけるしかないと思うのです。相手の名前を覚えれば、その人に対しては口で言い尽くすことができない好意になると思うのです。ましていい印象を与えた事にもなるのです。そのような意味では、何人もの友人を得ているという事になるのです。
会長と二人で並んでトレーニングを見守ります。会長と話すことは、これからも先々、手を携えていこうという事です。よく会長は言います。私はこの世に長くないと。そして間もなく「死」という優しい子守り女がやってきて、ゆりかごで眠らせようとしてやってくるのです。だから、この世にいるうちにしっかりと手塚グループの基盤を作っていくようにしようというのです。会長も70歳を迎えて、あらゆることを考えているのです。そのような意味では、個人としての団体から、法人を目指すべきであると思うようです。
大分話は、弁護士と話が進んでいるようですが、課題は山積しているのです。法人化という事は、個人的な全てを帳簿に上げて、公的にするという事なのです。それが可能であるかはこれからの方向性にかかっている訳です。確かにファミリーとしての手塚グループを目指してきましたが、法人となると、ある程度の基本的ルールが願われるわけです。私の場合、全てを裸にして株式会社を運営しているのです。そのような意味では、運営も会計もオープンという事なのです。それが、このグループでできるかどうかは、会長にかかっているのです。
そのような事は、ヨーロッパまで持ち込まなくてもいいのではないかと思うのです。すなわち、このサマーキャンプで外国人を何処まで喜ばせることができるかが、目標と言って過言ではないのです。会長と一緒に座っていて、その事を考えます。関心を持って、心から愛するならば、彼らこそ手を携えて仲間になってくれるのであり、愛情の架け橋が出来上がってくるというものです。そんな事を考えながら、会長の隣に座っているのです。