本部長通信175 2008年5月8日
組織基盤確保(1)
今年の6月いっぱいで、七カ年計画が過ぎようとしています。この7年間多くの活動をしてまいりました。また、地域の多くの人たちの協力がありました。すでに、極真会館は、今の状勢をみるときに、社会に対して、新たな思潮を提示していっているのであります。社会の腐敗的風潮が、青少年問題として、表れつつあります。極真空手の精神は、社会に対して責任ある立場にあると思うのです。
極真会館は、空手という武士道の本質を追究しつつ、実質的な対社会、対世界に活動を展開しているのであります。つまり、第一に青少年問題に対して、解決しうる内容を整えているのであり、第二に、実質的に世界の青年たちに対して活動を展開しているのであります。
このように、極真会館は、社会の青少年腐敗を防止することのできる基準を強化するために準備してきたのであります。このように、極真空手という武道を中心として、組織基盤の確保が、社会が最後の頼みとして信じることができる基盤であると考えざるを得ないのであります。この組織基盤は、単に個人ばかりでなく、空手界を中心に、青少年たちに影響を与え、さらに、世界の青少年たちに全般的な責任を負わなければならないのであります。
いくら、極真空手の理念が素晴らしくとも、組織基盤の確保として、完結し、全体的目的を完成しなければ意味のないことです。
師範稽古 韓国支部指導