2012年7月15日(八段語録1744)
久しぶりの休日
試験も終えて、リラックスできる時間を持っています。それでも、道場の事を少し考えながら、一日を過ごしているのです。道場生が、成長していく為に必要な道場でありたいと願いながら、休息のひと時を持っているという事になります。実に、方向性は、スタッフと確認済みなのです。極真会館宮城県本部は、子供達の成長の為に、結論を具体的に出し続けていかなければならないと感じるのです。いじめの問題もしかりであり、あらゆる、青少年として必要不可欠な内容を具体的に、しかも、短期間に示さなければならないのです。その成果は、伝統の礎に築かれてきているのです。
つまり、道場としての力量が問われているのです。道場に通わせている親や本人たちは、修了証書や社会的な名声を求めて、道場に集まった訳ではないのです。彼らの目的はただ一つ、自分たちの問題を解決する為に道場に通っているのです。道場で成長することによって、彼らは、自分の足で大地を踏まえ、学校でも、社会でもびくびくせずに、自分自身を発揮させて歩みたいと思っているのです。
当然、子供達は、いじめに合わないという事は、もちろんの事、少しでもためらうことなく、学校で学業に勤しめるような精神態度を培いたいと思っているのです。さらに、あらゆる活動での度胸をつけたいと願っているのです。冷静さと自信こそ、彼らの願いであると思うのです。彼らの願いは、立派な人間になりたいという事なのです。家族のためにも、そのように考えて、極真空手の道を鍛錬しているのです。
それ故、道場に対して、期待した成果を願うのは当然なのです。道場のスタッフは、その事を強く意識して、大会で優勝するのは当然のことながら、それ以上に、家族が願う結果を出そうとしているのです。その事が、他の道場とはまるっきり違う所なのです。そのような意味では、単なる習い事ではないのです。実に実際的になっているし、子供達の姿勢も、入門当初とは、全く違っているのです。
道場は、現代社会の中で必要不可欠な存在であるとさえ認識しているのです。単に勉強ができるように指導するだけではく、例えハンディを背負っているとしても、努力することによって、何よりも貴重で、お金では買えない訓練を積んでいるのです。そのような事を頭によぎらせながら、過ごす一日でした。