本部長通信174  2008年5月7日

現在が勝敗の分岐点(10)


 家庭が滅んでしまえば、子供たちの行くべきところがないのです。師範は、この家庭を死守せよというのです。家庭生活を勇敢に実践しなければならないのです。勝敗の鍵は、何も持たない夫婦が裸の立場から出発した家庭であるから、家族全員が一丸となれば、お互いが保護し合うようになるということです。ここに勝敗の鍵があるのです。私たちは、勝利を眺める勇士にならなければならないのです。敗者としての悲しみを味わってはならないのです。
 このような角度から師範は分析し批判するのです。勝利のための困難を克服する覚悟を決めるのが今なのです。家族全員自分の責任を尽すのです。当然何倍もの努力も必要になってきます。現在あらゆる困難も克服するのです。当然経済力もついてこなければならないでしょう。そのほかの物的条件も必要なこともあるでしょう。さらに、判断が誤ってしまうこともあるかもしれないのです。しかし、勇敢に前進しなければならないのです。
 師範はどこにいても、道場生の家庭のために思いを募らせています。ゆえに、道場生の家庭も現在というこの時を克服しなければならないのです。