2012年7月10日(八段語録1739)

小テスト二日目


 私の確信したことは、年齢が高くなれば、知的能力が低下するという事です。それでも挑戦する道を選ぶのです。自然の理法に逆らおうとは思わないのですが、この年齢でもケリを付けてやろうと思うのです。そのまま、年齢に任せておくことはできない自分がいる訳です。そのような意味では、ちっぽけなプライドなど捨てているのです。
 それでも、試験を受けることは、その気になれない自分への挑戦なのです。自分を追い込むことによって、浅ましい自分に決別するようにするのです。人によっては、高齢を理由に挑戦をしなくなる人も出てきます。私の友と街角で会う事もあるのですが、ムツっとして、口一つ聞かなくなっている人もいるのです。友が明日にでも死んでしまったら、後悔と恥ずかしさに責め立てられると知りながらも、見て見ぬ振りする自分がいるのです。
 何故ならば、自分に対する挑戦に明け暮れようとしているのです。人を認めることのできる能力を獲得するためにも、苛酷なまでに自分を追い詰めていこうとする自分があるわけです。人を認めることができるようになるためにも、共感できるようになるためにも、挑戦です。
 人生は、余りにも短いと悟りを開いてしまった自分がいる訳です。その為に、わだかまりを捨てて、試験にも望むのです。グズグズしていると一生やる機会がないかもしれないと思うのです。それで、試験を受けることも苦とは思わないようにしているのです。学んだ事なのに、試験されると思い出せなくて、もがく自分を見るのです。本当に充実する人生を望むのです。