2012年7月1日(八段語録1730)

じゃがいも


 今年の4月に植えたジャガイモが収穫期を迎えたのです。22本の畝を立て、男爵、メークイン、ツキアカリの三品種です。今回は、ジャガイモは、私が最初から最後まで、愛情を注いだのでした。その結果、かなり大きなジャガイモが育っていました。数は少ないのですが、それだけ、一つの茎に大粒のジャガイモなのです。
 実に収穫は嬉しいものです。感動と愛情がこみ上げてきます。それも、三月末に耕運機で土を耕し、石灰を撒いてから、畝を立て始めたのでした。今年は、いっぺんに収穫は難しいと思って、三週間ほどの時間差を置いたのです。男爵を4月の始めに種芋を植え、それから一週間ほど経ってからメークイン、その後一週間でツキアカリを植えたのでした。
 この三か月の期間、雑草を排除する事が、メインの仕事でした。さらに、大雨で、土が流されてしまったりもしました。土を寄せ、世話を懸ける事は、例年以上です。そんな気持ちが大きかったものですから、収穫のときは、嬉しさは倍増するものです。専門学校の勉強もかなりあったものですから、別荘で勉強するついでに、雑草取りは結構はかどったのでした。
 そんな月初めであり、下半期の時に突入したのでした。今月は、勉強集中月間になりそうです。というのも、9日から14日までテストがあるのです。この歳でテストを受けるという事になるとは夢にも思っていませんでしたが、受けるのです。三か月余りの期間、受けてきた授業をアウトプットするわけです。授業に集中はしたものの、全く分野が違うので戸惑ってしまうのです。それも、今まで使ったことのない専門用語のオンパレードという事ですから、関連性の無い単語の解明をしながらです。
 ところで、私が植えたジャガイモのように、しっかり知識が実っていて欲しいと祈るような気持ちにもなります。大地の恵みは、人間の努力以上に自然の恵みが大きいのですが、
勉強の方はそのようにはいかないようです。それも自分が選んだ道ですのでしっかり受け止めていこうと思うのです。