本部長通信173 2008年5月6日
現在が勝敗の分岐点(9)
家庭が待ち望んでいることはなんでしょうか。父母がはじめにしっかりすることです。父母がしっかりしないがゆえに、家族の崩壊が始まってしまうのです。しっかりとした父母であると選定するのは、自分の子供なのです。その子供が選定しない場合に問題が起こるのです。
子供が目指すべき、目標は、良きコミュニケーションを取りながら、自分の責任を全うし、成長していくことなのです。そして、父母の前には感謝でいっぱいであるという、顔も上げられない態度として現れることなのです。それゆえ、たとえ、一日一日の生活にしても、いい加減にはできないのです。一日の生活を貴重なものと考えなくてはならないのです。
例えると、父母が針であり、子供たちは糸のようなものです。糸は針についていかなければ着物を縫うことはできないのです。針だけいくら通っても駄目なのです。針も重要であるけれど糸もまた重要である事実をはっきり認識してください。
今極真会館宮城県本部は「破れたかけた家族」という着物を縫い合わせなければならない立場であると例えられるのです。このような家庭は、時が至れば、太陽のように輝くのです。星のように輝きを増すのです。