2017年12月14日(八段語録3159)
極真会館手塚グループ 二 心の形の現れ


 先週の土曜日手塚暢会長の一周忌の法要を瑞倫寺で行われました。
晴天に恵まれて小春日和の法事となりました。
アメリカから世界各国に責任を持つ伊藤事務局長も来日してくださいました。
ご親戚の皆様と全国の本部長が一同に霊前に法要を捧げさせて頂きました。

不思議に親戚の皆様も、私達空手関係者も逝去された実感は持っていないのです。
病院に救急車で担ぎ込まれても、いつものように戻ってくる感覚だったのです。
というのも、会長の交通事故で瀕死の重体になっても生還されていたのです。
そして、脳梗塞で倒れた時でさえ、元気に回復されたのでした。

法事が終わって、会食の場でも、会長との思いで話は尽きないのです。
それでも親戚一同の中で、手塚文子代表を中心に、本部長と共に、一年の総括を行いました。
初めに海外遠征の報告を行いました。
ヨーロッパには手塚文子代表も同行しました。
その他に、アメリカ遠征、ロシア遠征報告を写真に添付して報告いたしました。

そして、協議事項として、決済・手続きについて、今月よりカード決済が可能になったこと、当然、定例会費、空手着やサポーターまでもカード決済に移行するということです。
そのために、WEB&アプリケーションの作成です。
そこには、海外ページの充実、道場生と父兄の声の募集、参加団体の募集等表示します。

その起点が、極真会館手塚グループのスマホアプリを開発して、現在はGoogle-play登録済み、Appleストア申請中、スマホアプリにより能動的にメーッセージの発信を行うことです。
また、帯および認定状の発行もスムーズに行うことができるようになります。
その他に、決済の為の法人の設立を行う予定です。
これは、世界を網羅していくうえで必要不可欠な内容であると決議していただきました。

この場で、手塚文子代表の推薦により、私の会長就任が提案されました。
満場一致で可決され、この日より会長としての職務を行うことになりました。
それに伴って、私に対する新会長認定状を手塚文子代表より授与して頂きました。
それによって、各証書の会長名の改編を来年度より行うということです。

手塚会長と語り合った夢の実現をしていくということを心に誓ったのです。
極真空手を入り口として、世界に極真家族を広げるという願いです。
そのために、対話を欠かさず、自然環境を大切にするグループの出現を目指すのです。
それは、会長と共に歩んできた夢であり、まだ夢半ばなので、積極果敢に進めるのです。

総会の中で、他流派の小林師範が手塚グループに加盟して下さることになりました。
また、家族が増えていくということで、会長も喜んでくれていると思うのです。
それも、何度も生前に入会のお話を頂いていた小林師範であったと伺いました。
このような導きに、あの世から愛情をもって見つめている会長の姿が目に浮かびました。

 ところで、例え手塚会長があの世へ旅立たれたとしても魂の形を持っていると思っているのです。
会長の精神が、このグループの要素となっていくと思っているのです。
つまり、会長の心が形に現れ、このグループを引っ張っていくと本気で思っているのです。
こうして、ブログを書いている時でも、会長が下りてきている感覚なのです。

それだけ、二十数年の歳月、私に対して根柢から家族思想を叩き込んで下さったのです。
つまり、心の形の要素として、観念や法則のようなものを提示して下さったのです。
どのように手塚グループを具現化するということに専念して、指導もして下さったのです。
それだけに、自然を大切にするということで、普遍的な発想に置き換えようとしたのです。

もちろん、心の形だけでなく、会長は機能的な動きも絶えず表示して下さいました。
知的な言葉には、威厳があり、下種な表現など全くなかったのです。
それだけに、紳士の姿を最後まで貫いてくださったのでした。
それだけでなく、理性的な能力は、会長は人一倍優れていました。

時には、江戸っ子であるがゆえに、悪に対しては、徹底的に抵抗していました。
また、この手塚グループに対する愛着は半端ではないのです。
徹底的に、このグループが成し遂げなければならない家族についていつも議論しました。
それだけに、今でも私の心の中で、形をもって表れているのです。

 一周忌を終えて、私の心は、手塚会長の心の形が覆いかぶさっているのです。
人間には、男女の区別があって、明確に違うのです。
その染色体の違いのように、あの世とこの世の連係プレーがなされるようです。
私の行動が違うようであれば、天秤のように中央に戻されるように思うのです。

私の心の動きを、あらゆる方面から規定して下さっているようです。
会長が共にいるということで、道を外すわけにはいかないのです。
何かしら、色々な指示事項が、いつもあの世から押し寄せてくるように思うのです。
それは、決して重荷ではなく、夢と広がっていくのです。

その為に、会長の奥様であられる文子夫人をいつも監視役に置いて下さているようです。
会長という立場に立たせて、尚且つ外れないように文子代表の存在は大きいのです。
今感じることは、すべて会長が守ってくださっているということです。
それだけに、この環境をしっかり守って、成せることを果たすということです。