2017年10月18日(八段語録3125)
極真空手を何故習うのか(4)


10月15日に全九州オープントーナメントが福岡で行われました。
川崎師範主催の大会です。
二十団体以上の他流派の先生方からの協力を得ての大会です。
極真会館だけでなく、ほかの実戦空手道場の協力を得ての大会になっていました。
そのような他流派の先生方の協力を得ることができるのは、日頃からの交流があるのです。
毎月のように、「極み」の会という交流会を開催しているのです。
私は、まだ参加したことはないのですが、空手に関しての話が盛り上がるようです。
その延長に、全九州大会があるのですから、楽しみながらの大会になったのです。
他流派の先生とのお付き合いをして、織物で言うならば、横糸が確立されているのです。
いわゆる、横一直線に繋がっているのです。
当然、極真会館手塚グループは、縦糸になるのです。
このグループの理念が反映されて、素晴らしい織物が出来上がるというものです。
大会は、他流派の師範の皆様もと選手が力量を発揮しているのです。
レベルが高い大会になりました。
応援もひと時と比べて、落ち着いていて、違和感というものは感じないのです。
このような、良き大会は、世界から呼んでも、世界に誇れる大会であると感じるのでした。
さて、このグループの責任を持つようになって、指導者と現場が一体になる努力を重ねるのです。
その現場の環境が多ければ大きいほど、広がりを見せるというものです。
そのことが、より多くの支部拠点が生まれるのです。
多くの支部拠点が点から線になり、そして面積になるのです。
もちろん、各支部は、中心と一体といっても現場の特徴は様々なのです。
その特徴は、大切であり、伸ばすべきということです。
画一化ということは、愚策に他ならないということです。
今までの、伝統を生かして、特色ある支部運営を行うべきです。
そのような支部が、各々理想の極真を目指すのです。
全体として良い方向になるのは当然ですが、各支部が「家族」のように特色をもつべきです。
そうする中で、縦の伝統が個性溢れる横の展開になるようにするのです。
そうしていくことで、多くの刺激を感じて、理想へと向かっていけるというものです。
今回の福岡の川崎師範の運営は、他流派の道場との連帯を持っての運営なのです。
川崎師範の個性を生かして、スムーズな道場運営がなされているのです。
大会運営も、審判員も、素晴らしい動きをしていました。
一つの、モデルになるに違いなということです。
ところで、三月に手塚夫人と二人三脚で七ヶ月がすぎました。
各県本部を少しずつ往訪してきました。
各支部を回って感じることは、このグループが目指す理想が少しずつ芽を出しているのです。
縦の流れを、会長夫人、そして、事務局長の杉原師範がベースを作ってきました。
もう少しで、クレジット機能を持つアプリが出来上がります。
世界各国から、スムーズに振込ができるわけです。
インターネットの時代の恩恵を、このグループに連結するのです。
具体的な、業務がこのアプリでスムーズになるのです。
このような発想も、このグループの理想と思想の上に、最先端のITを駆使するのです。
すなわち、発展する器を造成しているということです。
指導内容とともに、具体的業務の改善をなすわけです。
これが、発展の内外共の備えというものです。
人と人の繋がりと、業務の効率化がこれから願われるのです。
内容が、かなり濃いものになっています。
充実した、組織運営が、これから展開されるという希望を持っているのです。
それだけに、一箇所に止まるのではなく、前進あるのみということです。
結論として、極真空手を道場生が習うに相応しい体制の構築がなされているのです。
もちろん、教育現場にあるように、イジメがあってはいけないのです。
さらに、指導者の不祥事は避けるべきです。
その不祥事で、今まで築いてきたあゆみの全てが一瞬で奪われかねないのです。
極真空手を理想とする道場生の環境が有り余るほど実現してきているということです。
そのような意味では、手塚グループの伝統の重みを実感して、理想を果たしたいものです。
これから、理想の拡大を目指す環境を築くのです。
これから、責任者と現場の力量を見せる時です。
環境を作っていくということは、社会的な認知も受けるのです。
絶えず、社会の目が注いでいるということは意識すべきです。
それをもろともせずに、前進あるのみということです。
今、繋がっている各支部が核であると言う自覚も必要です。
お互いが、縦糸と横糸となって、良き織物を作っていきましょう。
それが、これからのこのグループに課せられた責任というものです。
一体化すれば、とんでも無い事が起こるのです。
それが楽しみに、日々精進です。