本部長通信171 2008年5月4日
現在が勝敗の分岐点(7)
いつも一線に出て、先頭に立つ覚悟をもっていなければならないのです。師範の力で宮城県本部が発展しているのでしょうか。事実を知らなければならないのです。この極真会館宮城県本部は誰が動かしているのでしょうか。それは、指導するものと道場生が一丸となって動くことができるのです。この事実を明確に知らなければならないのです。それで、道場の発展は、全員にかかっているのです。
そこで、精神修養のもと、お互いが努力しなければならないのです。部屋の中で座っていてそのようなことはできないのです。今日は青森の鹿内道場で、子供たちの大会がありました。10人の選手が宮城県本部から参加したのでしたが、参加した選手全員が入賞を果たしたのです。
師範の人生の中で初めての経験でした。参加も自由でした。選抜するつもりもないし、連休なので北のほうに旅行に行ける人が参加したらいいという気持ちで送り出したのです。大会で師範の目に映るのは、一回戦、二回戦、三回戦と勝ち進んでいく、道場生の姿でした。負けないのです。師範が準決勝は主審をしたものでしたから、参加者全員の審判をすることになったのでした。
全員の戦いぶりを主審ということで、近くに見ることができました。とにかく、感じたことは、子供たちが一生懸命戦っている姿を、傷つけていけないということでした。美しい姿を傷つけては、永遠に外されるという思いでした。ダイヤモンドに傷つけるような師範になってはいけないという思いでジャッジしたのです。極真会館宮城県本部という存在をいろいろな観点から見るとき、それはかつてなかった、また、将来もありえない、貴重で、尊いものであったのです。
師範稽古 連休にてお休み 青森にて大会