2017年9月29日(八段語録3115)
理想の継承(2)
手塚グループの理想は、「家族」です。
この理想には、人間関係が重要な役割を演じています
父母がいて、兄弟がいるということです。
兄が弟を面倒見るという事です。
道場では、どのようになっているかということです。
先生や弟子の関係は、親子のようになっているのです。
じつに、先輩と後輩の関係は兄と弟のようです。
親が子供を育てるのです。
また、兄が弟の面倒をみるのです。
このように家族として、子育てをしていくのです。
感じることは、様々なハプニングが待ち受けているということです。
それでも、親が忍耐強く子育てをしなければ、正しく導けないのです。
当然、兄が弟を面倒見るのも、大変な労力がいることです。
この関係を道場で根付かせるという作業が必要なのです。
とどのつまりが、絵に描いたようにはいかないのです。
そこで、家族に愛情を注ぐということが先生まれた者の、歩む者としての姿勢になるのです。
どのような人間関係になろうとも、忍耐強く対応するという事です。
そのような姿勢が、手塚グループの真髄になるのです。
さて、新しい道場が手塚グループに加盟するにしても、家族として付き合うのです。
もし、このグループを裏切っていったとしても、こちらの心情は変わらないのです。
再び帰ってくるまで待とうという事です。
そのために、家族として加盟していただくには、あらゆる観点で吟味するのです。
加盟してくる師範を迎え入れるということは、私自身が自分に厳しくするのです。
その師範を愛するという戦いが始まるからです。
つまり、弟子として愛するかという課題を突きつけられるわけです。
私の戦いは、どのような事態にも対応できるかという心構えを作ることになるのです。
今まで、膝を交えて加盟してくださる師範には対応してきました。
相手に対してだけでなく、自分自身に対しても、厳格のなのです。
そうでなければ、対応しきれないのです。
私自身の日常の事ですが、一日中置いても、良い思いも悪い思いもあるのです。
もっと厳密に、いうならば、一時間の間にも善し悪しの心情が覆うのです。
私自身の言葉でも、良き言葉、悪い言葉が吐かれるのです。
そのことは、常々反省の材料になるわけです。
そのようなレベルがありますから、正しく新しく加盟してくる師範には対しても、正しく対応することができるように、自己管理を徹底するのです。
今現在の手塚グループの師範達に対しても、当然愛情を注ぐわけです。
それは、心から、想いを馳せるということです。
そして、善悪に左右されながら、心が動く自分を正すのです。
そうでなければ、気持ちが別れてしまうようになるのです。
新しく加盟してくる団体に対しても、自分だけの判断はしないのです。
例えば、世界各国民に対しては、アメリカの伊藤師範の判断を仰ぐのです。
また、国内の場合では、全ての師範の意見を聞くのです。
そうでなければ、異物が混入して、全体が腐ってしまうかもしれないのです。
私自身だけの判断を信用しないのです。
それは、善悪の交差点上にいると思っているからなのです。
私自身を分析しても、正しいだけではないという判断なのです。
それだけに禅の修行をしているという気持ちを持つのです。
それで、私自身としても、あの世の手塚会長に尋ねるような心境になるのです。
特に、大きな分かれ道に関しては、必死に会長にすがるということです。
このグループに責任を持ったということは、とても重いのです。
自分だけの判断だけでは、抱えきれない事は、あの世の会長に尋ねるわけです。
結論として、新しい団体の加盟に関しては、慎重にならざるを得ないのです。
グループ全体が喜び、私も喜ぶという内容まで引き上げるのです。
一つの判断が、大きな失敗につながることもあるというものです。
それだけに、全員一致の姿勢を貫こうとするのです。
そのような事を優先することによって、喜びが沸々と湧いてくるはずです。
もし、誤った判断をした場合には、悲しみに陥るはずです。
それだけに、新しい団体を迎え入れるということに関しては、慎重になります。
このグループに必要な団体を迎え入れる事を最大限優先させるのです。
これは、手塚会長と一緒に歩んだ時の信念なのです。
これから、加盟にしてくる団体も多くあると思います。
理想の追求には欠かせない私の姿勢を辿ってみました。
そうでなければ、理想の継承はなされないのです。
今の全国の師範を一番大切にするという事です。
そして、全国の師範の承認のもとに加盟をしてもらうという事です。
今日も理想の継承に向かって、自己練磨です。
磨きに磨きをかけて今日も頑張るという事です。