2017年9月14日(八段語録3110)
手塚グループの挑戦(4)
手塚夫人と、二人三脚の歩みをしています。
このような人事を天国の手塚会長が配慮してくれていると確信しているのです。
今迄、半年を振り返って、日本と世界を一緒に巡回してきました。
私の観点と手塚夫人の意見を融合させて、挑戦しているのです。
トップとしての、人事配置は手塚会長の意思と運勢を感じるのです。
夫人は、手塚道場の一番最初から関わっているのです。
つまり、天国の会長の目で、何事も眺めることができるというものです。
それは、手塚グループの歴史と伝統を継承ですする上で、必要不可欠なのです。
私個人としても、今迄通り、手塚会長と共に歩んでいるという気持ちになります。
当然、未来に対しての挑戦をしなければならないのです。
それでも、過去の検証は絶対に必要なのです。
手塚グループの歴史をリレーのようにバトンで繋がなければならないのです。
もちろん、私が第二走者として、しっかり走り抜くということになります。
それでも、チームワークなのです。
第一走者の手塚会長がいて、その生き様を日々の活動の中で垣間見ることは必要なのです。
それが、挫けずに、第二走者として、夫人に応援をいただきながら完走するということなのです。
さて、極真会館の開拓を背負って歩んできた手塚会長です。
様々な試行錯誤の中で、家族と共有しながら、道場は発展してきたのです。
実に、自宅の一階を道場に解放して、家族ぐるみのスタートなのです。
夫が、夫人を巻き込んで、更には、息子にまで極真空手のの道を行かせたのです。
それだけでなく、登校拒否の中学生を集めて、自宅に下宿させ我が子のように育てたのです。
道場を自宅に置いて、不良の子供を預かって、家族として生活するのです。
夫人の苦労は半端ではなかったのは想像してみるだけで、迫ってきます。
それだけに、夫婦の意見が、ぶつかり合ったことであると思われます。
今の時代、そのような事を、家族に持ち込んできたならば、離婚に発展しそうです。
誰もが、好き好んで苦労を買って行こうとは思わないでしょう。
それだけならば、何ともなりそうですが、道場に通う弟子たちにも食事を出してたのです。
また、道場ですから、近隣の人達に頭を下げたことは容易にうなずけます。
そのような話は、会長からは出ませんでした。
伴侶である、奥様から、この半年の間、聞く機会を与えられたということです。
よくよく、会長は男気があって、苦労を話さなかったということです。
それを、聞くことができたというのも、夫人のおかげということです。
ところで、私が会長からは聞いていた話の主要なことは、裏切りと反逆があったということです。
特に、総裁がなくなって以降顕著に現れたということです。
多くの指導者が手塚道場を去っていったと、悲しげに話していました。
その悔しさをバネに、開拓と挑戦の歩みをしてきた手塚会長であるのです。
その為に、自尊心も誇りも顧みず、更には一人で、見ず知らずの外国に出かけたということです。
それも、私という「かばん持ち」を一緒に連れてでした。
お互いに、片言の英語で身振り手振りなのです。
相手が話しかけてくる内容も、其れなりに理解するという状況でした。
そのような状態でも、海外に行く事を止めないのです。
そして、自信を持って、指導するのです。
海外での稽古は、私を先頭に立たせるのです。
また、他にアラン師範を中心に押したてるのでした。
そして、ホテルや飛行機の中では、会長と夢物語に花を咲かすのです。
楽しくなければ、極真空手をやっている意味がないと口癖のように語るのです。
それだけに、嫌なことは、極力話さないのです。
それが、多くの裏切りを克服してきた会長のスタイルだったのでした。
夫人と共に手塚グループを運営する上で、これからも手塚会長の意思を重んじるのです。
それも、夫人は、調和のとれた人格の持ち主なのでした。
あらゆる諸問題を解決するだけの対応能力があるのです。
それもそのはず、手塚会長の話となると二人とも盛り上がってしまいます。
これからの歩みは、天運に後押しされているように思うのです。
いつも、ここぞという時に、天運はやってきます。
躊躇するならば、乗り遅れてしまうというものです。
これからの夫人との二人三脚は、まさに天運であると思うです。
そして、会長の抱いていた夢と理想を成し遂げようとする以外に何もかんがえていないのです。
会長が生前、絶大な信頼を寄せて下さっていたように、挑戦するという事です。