2017年9月10日(八段語録3106)
手塚グループはどのような組織として確立すべきか
地域防災の為に、避難訓練を行いました。
この地域の十三の町内会の人達が小学校に結集しました。
消防署、消防団の指導のもと、あらゆる訓練ができました。
東日本震災以来、訓練は真剣そのものです。
私はというならば、交通指導隊員として、交通整理です。
この訓練は、避難を想定して、各地域から避難所の小学校に向かうという想定です。
お子さんからご老人に至るまで、一生懸命訓練に参加していました。
訓練ですが、震災の時の、交通渋滞もあるので、気持ちを引き締めて取り組みました。
取りも直さず、訓練を通じて、震災を風化させてはならないという決意でした。
午前中いっぱい、真剣な訓練でした。
さすがに、午前八時から正午までの時間でしたので、疲れがあります。
それでも、帰っていく町内の人達は、訓練を終えて、安堵の気持ちで帰って行かれました。
空を見上げれば、雲ひとつない、晴天です。
9月半ばなのに、夏日の気温にもなっていました。
暑い中、ご苦労さんという気持ちで、最後まで交通指導をさせて頂きました。
町内の結束にもなって、有意義な防災訓練になりました。
さて、地域もそうですが、社会全体が成熟することが必要です。
そのような意味では、あらゆる課題も一緒になって考えていきたいものです。
一緒に対応することで、歪みなく真っ直ぐに成熟していくはずです。
木々が真っ直ぐに成長していくようなものです。
杉の木は、下草を綺麗にするだけで、真っ直ぐに空に向かっていきます。
私の田舎には、私の祖父が植えた杉の木が、私と同じ年齢になっています。
実に見事な杉の木として成長して見栄えが良いのです。
杉林を眺めるたびに、自分の成長を振り返るように、思い出が蘇ります。
というのも、杉の木のように、真っ直ぐに人生を送ることが出来ているのです。
恵まれが人生ということでしょう。
両親の愛情を受け止めて、親孝行な息子になったのです。
また、極真空手との出会いが、武士道という精神を学ぶ機会を得たのです。
そのように、人生を見えない手で導かれたので、邪悪な道へと行くこともなかったのです。
犯罪とも無縁でした。
祖父が植えて杉の木のように育ったということになったのです。
それ故に、杉林は、私自身の人生の鏡のようにも思えてしまうのです。
ところで、杉の木のような真っ直ぐな生き方は、実に清々しかったのです。
いかに心がひねくれずに過ごすかということを意識したものです。
いくら、極真空手を修行したとしても、枝が曲がるようではどうしようもないのです。
枝が真っ直ぐに伸びないと、使い道がないということです。
枝とは、私自身であり、創始者である極真空手につながった者を言うように思うのです。
根っこにつながった幹は、手塚会長でしょう。
その弟子ですから、枝になると言うことです。
創始者、手塚会長、そして私と言うことですから、三代目ということです。
徳川家も、三代目が将来を担う大事な存在でした。
私自身も、三代目ということですから、未来を担う大事な立場にということでしょう。
大きくなって、葉が茂るようになって、大木になるというものです。
そのように考えると、身が引き締まります。
それ故に、これからも、真っ直ぐに生きようと思うのです。
今まで、男女問題、暴力、そして公金の問題に注意を払ってきました。
これからも、同じスタンスで生きようとするのです。
それは、ちょうど極真の修行で最後まで、貫くということに通じると思っているのです。
気持ちを整理するならば、今まで築いてきた伝統を継承するのです。
そして、手塚会長と共に歩んだ日々を思い返しながら、組織基盤を確保するのです。
それは、これからも発展させる内容が秘められているということです。
手塚グループの理念がフル回転するということです。
今考えていることは、手塚グループの理念を、指導員まで浸透させることです。
浸透すれば、心配する内容も少なくなります。
内容を指導員がマスターするようになれば、内部は安定するはずです。
理念がしっかり継承されるようになると、手塚グループは充実するのです。
当然、官僚のようなピラミッドの組織など入らないのです。
家族ですから、親がしっかり家族を守るという組織です。
あくまでも、愛情組織ということです。
愛情は、目には見えませんが、確かに存在しているのです。
故に、これからの組織は、責任者と共に一つになって、盛り上げるのです。
この圏内が広がれば、盤石な基盤になるはずです。
ですから、理念のベース、生活のベース、活動のベースを確立するという事です。
それが、理想の手塚グループに繋がるはずです。