2017年6月8日(八段語録3076)
第六章 極真空手の盤石な基盤

 どうして、盤石な基盤を築き、青少年教育の先頭に立って、地域に貢献できるかという事です。
それは、一つに、頑固なまでに、自分の信念を曲げずに突き進んできた手塚会長だからなのです。
そして、次に、その中心者に、付き従う両腕になる責任者がいたからです。
実際にこのグループは、手塚会長と数少ない指導者で、築いてきたという事になります。
会長が話す内容は、とんでもなく大きく、大きすぎて誰も理解できないのです。
日本の極真会館を凌駕する話は、日常茶飯事でした。
世界的レベルになると、海外の師範を全面的に押し出して、説明をするのです。
そして、一人日本中を巡回し、さらに世界を自由に行き来するのです。
会長の話についていくと、大事件が絶えず起こるのです。
大きな人物が会長の傍に集うのです。
海外では、アラン師範が全力を傾けて、このグループをまとめるのです。
そして、堅固な組織を築き上げるのです。
その根底を貫く理念が「家族」なのです。
それ故に、わけのわからない「押忍」だけの主従関係とは全く違うのです。
対話をしながら、推し進めていくのです。
もうすでに、会長のもとを、離れようとする人はいないのです。
 さて、この手塚グループの運営は、信頼関係なしに成立しないのです。
あらゆることに関して、会長と相談しながらの日々なのです。
会長一人でできないことが、多くあるのです。
それだけに、相談する時間は、一日何時間もかかるのです。
会長の語った言葉に対して、協力体制を整えて、発動するという日々でした。
それ故に、会長にとって、振り返るまでもなく,私が絶対に必要な人間にカウントされたのです。
会長の言動に対して、真剣に立ち向かい、支えるためにどのようにすべきかがテーマでした。
誰もが、裏切りはせよ、支えるとなると逃げてしまっていたのでした。
あまりにも、大きな話をするので、戸惑ってしまうのも無理なからぬことでした。
そのような事でしたので、実際に根付くように対応する日々でした。
会長には、バランスよく、支える人たちが集まっていました。
一つにグループは、社会的にも影響力があり、会長の相談に乗っていた人たちでした。
弁護士や、有名人が多くいました。
二つ目のグループは、同じ極真の師範で、裁判問題からいつも行動を共にする人でした。
同じ道場の課題を抱えながら、話し合っていました。
そして、三番目のグループが、会長の弟子でした。
親子のような関係のメンバーでした。
 ところで、このような人たちが、織物を作るように、縦になり横になって支えたのです。
このグループが世界をリードできるかという基準を立て続けたのです。
もちろん、会長の願いと裏腹に、袂を分かつ人も出てきました。
それでも、気に留めない会長なのです。
いつも、どんな立場に立っても、秩序と礼儀を守って、前進するのです。
協力してもらう事に関しては、強制はしないのです。
そして、協力してもらったことに関しては、感謝を忘れない会長でした。
それだけに、どんなことがあっても、文句は会長から聞いたことはないのです。
三つのグループの人達が、会長を支えてきたのです。
そして、お互いのグループの人達は、信頼関係が結ばれていたのです。
それ故に、一緒に会長と歩んで、発展だけの組織運営でした。
会長を支える世界各国の指導者が、集まってきたのです。
拠点と人材が世界中から集まってきました。
急速に日を追って発展につながったのです。
指導者間の信頼関係が、家族のように築かれたのです。
極真会館を中心に、多くの道場生が集まってきました。
 確かに、最初は吹けば飛ぶような何もないグループでした。
それが、世界をリードする指導者が家族として集ってきたのです。
そのパワーは大地を揺るがすのです。
集まった世界の指導者は、人格的にも、まじめな人達でした。
決して浮ついて、遊びまわる人は、決して集わなかったのです。
口癖に、各国の指導者は、自分達が思っていた手塚会長とは全く違ったといいます。
そして、無条件に従うのです。
このグループと共に、もう何十人もの各国の指導者が会長を慕っているのです。
それは、まぎれもない真実なのです。
私達は、このベースに乗って、広めていくだけなのです。
私達には、素晴らしい教本を残してくれました。
それが、このグループであることは間違いないのです。
それ故に、先頭に立って戦う姿勢だけは、誰にも負けないのです。