2017年5月19日(八段語録3070)
地域社会への貢献

序  
 極真会館は、試合において、実際に当てるというフルコンタクトを提唱したのです。
地上最強の空手として、映画・雑誌等、マスコミにも取り上げられ、発展してきた団体です。
フルコンタクトの実践空手を定着させたのです。
もうすでに、五十年以上の歴史を持つに至ったのです。
空手界において、前例がなかったのです。
伝統空手にこだわることのない試合方式は、一般社会に受け入れられたのです。
最初は、空手界からはもとより、世間一般からも、様々な批判はありました。
それでも、大山総裁と私達弟子たちは、怯むことなく前進してきたのです。
そのために、私のような弟子は、修行と普及に全力を尽くしたのです。
実に開拓に次ぐ、開拓でした。
私自身、修行歴三十年、師範歴、十五年に及んでいるのです。
そして、今、青少年教育に特化した運営をしているのです。
 それ故に、しっかり地域に根差すという事を、主眼に置いているのです。
今までは、特殊な格闘技が好きな青年達で、道場発展してきました。
それが、青少年の健全育成に役立てる武道として進化しているのです。
私の場合、仙台に本部を置いて、歩んできました。
それも、今までの、大人を中心とした格闘技をメインにしたのは言うまでもありません。
それでも、わが子を中心に、子供たちの教育に力を注いできたのです。
子供たちは、わずかばかりの人しか、集まってきませんでしたが、地道に継続したのです。
それが、今では、青少年たちが道場の柱になっているのです。
そして、これからの方向は、少年たちの健全育成に力を注ぐのです。
そのような、段階に入っているのです。
 ところで、今まで振り返って、青少年教育に勤しんできたという事です。
青少年問題を解決しようとしてきたのです。
青少年の挨拶と礼節の徹底を指導してきました。
社会問題化しつつあった、青少年問題に一石を投じたのです。
要するに、武道教育という事で、指針を示したのです。
このような方向が、私たちの行くべき道になったのです。
今もなお、武道教育を叫びながら子供たちの教育に、日々費やすのです。
一つの道を歩み続けるという事を念頭に置いています。
それが、原動力という事です。
私の場合、振り返って、失敗と敗北の連続でした。
それでも、地域に貢献するという意識から、逃れずに来ました。
それは、この道場から、素晴らしい男女を誕生させたいという一心なのです。
もちろん、我が家の子供たちが模範とならなければならないのですが、不十分です。
常に、どうなのか反省するばかりです。
志をもって、指導に専念です。
今まで、素晴らしい道場生が育ってきました。
社会に多くの人材を輩出したのです。
それが、誇りになってきているのです。